岩手銀行赤れんが館(重要文化財)を見学 料金や駐車場について

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岩手銀行赤レンガ館(重要文化財)2016年より公開

東京駅や日銀本店の設計をしたことでも有名なた辰野金吾氏と盛岡出身の葛西萬司氏が設計をし、1911年に森岡銀行本店として開業したのが、現「岩手銀行赤レンガ館」。

辰野金吾氏が手がけた作品で、東北内で現存する唯一の建築物。1944年に現役の銀行としては初めて国の重要文化財に指定されている建物です。

2012年に銀行としての役割は終わったため3年かけて修復し、昨年2016年7月より一般公開となっています。


館内にはビデオ室が用意されていて、こちらで岩手銀行赤レンガ館の歴史を学ぶことができます。

館内は誰かに案内されるのではなく自由に見ることができ、それぞれのポイントに詳しい説明が書かれた紙が置かれているので、自分のペースでそして情報はしっかりともらえるという状況で見学できます。

こちらは金庫室の扉

 

金庫室の扉の厚みと重さに驚きです。

金庫室の中。扉が厳重だったため中は意外と簡単に開きそうな鍵に見えてしまいます。

 

 

下は旧事務室(営業室)大きな吹き抜けになっています。吹き抜けは回廊になっていいますがそこまでは入ることはできません。この写真の位置が限界。

とにかく建築物としてカッコいいのです。当時は西洋へのあこがれも強かった時代ですので、至るところに日本の古くからの建築物とは違う細工を見ることができます。

旧事務室(営業室)からの360度全天球画像です。画像を上下左右に動かしていただくと全体を見ることができます。

 

 

壁面装飾。よく見ると扉と扉の間、天井近くに装飾されているのがわかります。

 

アップで見るとこんなにステキ。

岩手銀行赤レンガ館 外は赤レンガだけれど中は赤レンガではない

岩手銀行赤レンガ館 の赤レンガ

岩手銀行赤レンガ館、外の赤レンガは岩手産の赤レンガを使用し中は青森ヒバを使用しているそうです。

当然のことながら中に入ってしまえば赤レンガは見えないのですが、展示用として一部床がはがされて赤レンガでできている様子を見ることができます。

 

この日、閉館ギリギリの時間に行ったため見学者は私しかいませんでした。係の男性の方が声をかけてくれ「本当は中から赤レンガは見えないんだけど、一か所板が剥がれかかって見えるところがあるんだよ」と連れて行ってくれました。

それがこちら。確かに板がずれてしまって赤レンガが覗いていました。

 

すべてがカッコいい岩手銀行赤レンガ館、今回わたしは30分しか時間をとれなかったのですが、ここは1時間かけてゆっくりと見学したいところです。

あとFacebookにリアルタイム投稿していたところ知人から「中津川沿いのお散歩」も気持ちいいとおすすめいただいたので次回はそちらにも行ってみたいと思います。

 

岩手銀行赤レンガ館 見学時間・料金

住所:岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目2-20
電話:019-622-1236
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週火曜・年末年始
料金:一般(16歳以上)300円/小中学生100円
公式サイト:岩手銀行赤レンガ館
駐車場は近隣に多数のコインパーキングがありました。

 

 

(*)情報は掲載時または旅行した日のものとなります

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