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潜水艦を近くで観られるアレイからすこじま(日本遺産)
今回、旧軍港市日本遺産プレスツアーに参加する前に、早めに呉に入りタクシーで高烏砲台跡に行きました。その帰りにタクシーの運転手さんが「潜水艦を近くで観られる場所」として停めてくれたのが、バス停「潜水隊前」から「潜水艦桟橋」のエリアです。「潜水隊前」バス停までは呉駅から約10分となります。
世界でも数少ない潜水艦に接近できる場所:潜水艦桟橋
潜水艦桟橋の脇には力強い潜水艦が見えます。
その他の艦艇も数多く停まっているのが観られます。日本国内だけでなく、世界においても、これだけ近くで艦艇を観られる場所というのは稀だそうです。
日本遺産 アレイからすこじま
前述の潜水艦桟橋から続いているのが日本遺産に認定されているアレイからすこじまになります。細長い公園のようになっていて、数々の艦艇を間近で観ることができるエリアです。
夕方になりプレスツアーで再度この地にやってきました。
アレイからすこじまとは
元々、この地には「からすこじま」という小さな島があったそうですが、大正時代に魚雷の発射訓練場とするために埋め立てたそうです。そのからすこじまに英語で「小径」を意味するアレイをつけたのがアレイからすこじまになります。
旧魚雷積載用クレーン
魚雷の上げ下ろしに使われていたクレーン。戦後もしばらく使われていたそうですが、今はモニュメントとしてアレイからすこじまに設置されています。
鎮守府のラッパ 日本遺産
呉の日本遺産に認定されているものの中には「鎮守府のラッパ」というものもあります。
アレイからすこじまでは、毎日、日没時に「隊旗降納」として、艦艇に掲げられている旗をラッパの音色とともに降ろす時間があります。
小雨で霧がかかり、かつ手持ちで映像がブレてしまっていますが、呉港に響き渡るラッパの音はなんとも言えない厳粛な雰囲気でしたので投稿いたします。雰囲気だけでも味わってください。
この隊旗降納は旧海軍時代からの伝統の式だそうです。日没時にあわせているため、日によって時間が変わります。
隊旗降納と同時に一斉にライトがつき、アレイからすこじまの雰囲気ががらっと変わります。
アレイからすこじま前のレンガ倉庫
空襲のあとも幸いにして残った赤レンガ倉庫。旧呉海軍工廠 電気部の建物がアレイからすこじま前にあるレンガの倉庫になります。
アレイからすこじま 行き方や駐車場
住所:広島県呉市昭和町
行き方:広電バス・昭和町経由・音戸倉橋方面「潜水隊前」バス停下車
呉の名所をまわるループバス「くれたん」のコースでもあります。
アレイからすこじま駐車場:アレイからすこじまから少し離れたところに無料駐車場があります。こちらの地図をご覧ください。