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世界遺産 アユタヤ遺跡~象乗り体験
バンコクから北へ80キロ弱のところにあるアユタヤ遺跡。世界遺産でもあるアユタヤ遺跡はタイに行ったら絶対に行きたいと思っていた場所でした。
バンコクから距離があることと、遺跡も数か所あるのでそれらを効率的に周りたいという希望もあり、今回一人旅かつ時間が限られていたので、kkdayのアユタヤ遺跡ツアーを利用して行きました。(ツアーページはこちら)
ざっくりとアユタヤ遺跡とは?
現在のタイの首都はバンコク。バンコクに王宮が移る前にあったのが、今のアユタヤ遺跡があるところにアユタヤ王朝で1351年 – 1767年のこと。その当時は、現在のラオス、カンボジア、ミャンマーの一部を領有するほどの力を持っていたそうです。しかし1767年に現在のミャンマーに攻められてアユタヤ王朝は消滅。そのときからの王宮やお墓などがアユタヤ遺跡として残っているものです。
その後1991年に古都アユタヤとして、世界遺産(文化遺産)に登録されました。
かつてアユタヤには外国人居住区もあって日本人街もあったそう。鹿の皮は侍の兜に、エイの皮は刀の柄(もつところ)に使われていました。
琉球王国との貿易が盛んで、タイ米もその一つ。そのため、今でも泡盛はタイ米が使われているのだそうです。
世界遺産、タイのアユタヤ遺跡。今回は現地ツアーに申し込んで行きましたが、もう一度ゆっくり行きたい。圧巻の遺跡群でした。#タイ旅行 #Thailandtrip2024 #THAILAND #Ayutthaya #世界遺産 pic.twitter.com/h0NGgNoM2M
— 節約プレミアムな旅行ブログ (@11traveljp) August 30, 2024
ワット・マハタート
アユタヤ遺跡ツアーで最初に訪問したのがこちら「ワット・マハタート」。1374年に3代の王が建立したものですが、現在のミャンマー軍の侵略により廃墟と化したところです。
少し分かりづらいですが、一列に座禅を組んでいるようなスタイルで座っている像があります。頭の部分がなくなってしまっているものです。
この像の頭の上に自分の顔を出して写真を撮る不届き者がいるそうですが、そのようなことはしないようにとツアーガイドさんにはじめに説明を受けました。
当時の仏頭には金目のものが多く使われていたので、ミャンマー軍との戦いのときに戦利品として頭の部分だけ持ち帰られてしまったものが多いそうです。
この中央の石像(頭部)、実はこれ初代ウルトラマンの元となっているものだと、ツアーガイドの方のお話がありました。なんでも円谷プロに当時いた方がタイ出身の方で、ウルトラマンを考えるときにこの像のことを思い出したのだそう。「似てるでしょ?」とガイドさんに言われましたが、似ているような似ていないような…
そしてアユタヤ遺跡と言えば、この木の根に包まれた仏頭が有名ではないでしょうか。アユタヤ遺跡ツアーの紹介ページなどでもよく使われています。
この仏頭は前述のとおりミャンマー軍との戦いのときに、戦利品として持ち帰るために切り取られた頭部が放置されていて、長い年月をかけてその周りに木の根が張り巡らされたものと言われているそうです。
アユタヤ遺跡全体を通してはもちろんですが、ここはとくに大切にされている場所です。
写真を撮るときも自分がこの仏頭より高いところに立つことは許されず、座って写真を撮るために、前に座る場所が用意され写真の撮り方の見本も置かれています。
遺跡ツアーの間に象乗り体験
アユタヤ遺跡は3個所回る予定で、その途中で象乗り体験がありました。
象乗り体験はツアー料金には含まれておらず、5~6分のコースが250タイバーツ(約1075円)、15分のコースが400タイバーツ(約1720円)でした。*1タイバーツ=4.3円(2024年7月)
こちらの画像の右端に「Amazing Thailand」の看板が見えると思いますが、これはタイ国政府観光庁が使っているロゴです。ちなみに7月の初旬にここで双子の象が生まれたそう。双子の象は世界で3組目ということです。
実は筆者は当初、象乗りは遠慮しようと思っていたのですが、ツアーガイドさんが「コロナ禍で観光客が激減し象の餌代も大変だっった」という話を聞かせてくれ、それを聞いて少しでも足しになればと象乗りを申し込みました。
今回のアユタヤ遺跡ツアーは全員で15人ほどいてそれぞれが象に乗ったので、自然とお互い同士で写真を撮りあうことができました。ただ、とにかく揺れる!気を抜くと落ちそうになるほどに揺れる。そのためガッツリと足を開いて乗らなくてはならずお行儀が良い写真ではなくなること必至です。
ワット・プラシーサンペット
アユタヤ遺跡ツアー、2個所目の遺跡は「ワット・プラシーサンペット」。1948年に建造されたものです。
シンボルになっているのは3基の仏塔。
この3基の仏塔には、3人のアユタヤ王朝の王と王子が眠っていると言われているものです。
奥の方に資料館のような建物もありました。
その手前に売店がありあまりの暑さにココナッツウォーターを購入。お手洗いも近くにありました。
ワット・ロカヤスタ
アユタヤ遺跡ツアー3カ所目の遺跡は「ワット・ロカヤスタ」。
広大な広場に寝そべる寝像が有名です。この巨大な寝釈迦仏は高さ5m、全長28mあるそうです。
足の裏に両手とおでこをつけて願いごとをすると叶うそうです。しっかり願っておきました。
そしてこの寝釈迦仏。ゲーム「ストリートファイター2」のキャラクター「サガット」のシーンで出てくるという記憶のある方もいるのではないでしょうか。なんとなくですが私も覚えております。
今回はアユタヤ遺跡ツアーとして料金が全て含まれていたので、入場料を都度支払うことはありませんでしたが、多くのところが50タイバーツ(約215円)で、セットになっている割引券もあるそうです。
詳しい情報はタイ国政府観光庁のアユタヤ遺跡に関するページでご確認ください。