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スコットランド エディンバラ観光で外せない!エディンバラ城

街全体が世界遺産のスコットランド・エディンバラ。そこに立つだけで中世にタイムスリップしたような、非日常の空気を感じることができます。
そのエディンバラの中でもひときわ目立つランドマークとなっているのが、エディンバラ城(Edinburgh Castle)。火山が噴火したことによって形作られたキャッスルロックという岩山の上に建っています。
人が定住したのは紀元前9世紀頃からとも言われ、そこから今に至るまで、スコットランド王室の居城、軍事要塞、刑務所などさまざまな用途に使われてきました。
イングラランドとの抗争など度々戦いの舞台ともなり、破壊と再建を繰り返してきた、スコットランドの歴史がギュッと詰まっているのがエディンバラ城です。
宿泊していたヒルトン エジンバラ カールトンホテルからは10分ほどで歩いていけました。
エディンバラ城はハリー・ポッターの舞台?
「エディンバラ城はハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校では?」という声が多いようです。しかし丸々エディンバラ城が舞台になっているということはないという声も多くあります。作者の原作者のJ.K.ローリングがエディンバラでハリー・ポッターを執筆したことから、インスピレーションとしてエディンバラ城が影響を与えた点があるでしょう。
エディンバラ城 予約は必要? チケットの買い方は?
エディンバラ城に入るのには予約をしたほうがいいか、予約不要か。結論から言うとエディンバラ城は事前に予約をすることをおすすめします。
タイミングによっては予約がなくても入れますが、「10時に行ったのに本日分SoldOutで入れなかった」という投稿もSNSで見かけました。
筆者は1週間前に予約を取ったのですが、それでも希望していた朝の時間帯は取れず、11時からの予約となりました。
チケットには日時指定と、指定日から1週間以内の間に1回使えるフレキシブルチケットがあります。ガイドツアー付きのチケットもありますが、日本語のオーディオガイドもあるので、筆者は日時指定のチケットとオーディオガイドを予約しました。
エディンバラ城 入場料はネット予約がお得
チケット価格は2025年9月現在
大人21.5ポンド(約4,300円)/オーディオガイド3.5ポンド(約700円)
入場料の21.5ポンドはネット予約での価格で、現地で購入する場合は24ポンド(約4,800円)となっています。
公式サイトではクレジットカードで購入でき、手続きが完了するとメールでチケットがきます。来たメールはiPhoneならWalletに入れることも可能です。プリントアウトたQRコードでも入場することができます。
公式サイト:予約ページ
https://www.edinburghcastle.scot/plan-your-visit/tickets/
スーツケースや大きなバッグパックはNG
公式サイトにも記載されていますが、スーツケースや大きな30リットル以上のバックパック(リュックサック)は持ち込みできず、預けることもできません。


外から見ただけでも感動のエディンバラ城ですが、門をくぐって出てきた世界はまさに中世。積まれている石の一つ一つに歴史を感じます。

エディンバラ城 日本語オーディオガイドはぜひレンタルを
オーディオガイドは門を入ってから100メートルほど歩いた右手にあります。今回は予め予約していたので、それを見せましたが、この場での支払いでも借りることができます。

オーディオガイドの使い方は簡単。ヘッドフォンのマークがある各ポイントに数字が書いてあるので、オーディオガイドにその数字を入れて、再生ボタンを押すだけです。エディンバラ城のことを日本語で解説してくれるオーディオガイドは、ぜひレンタルしてください。理解度が一気に上がり、目の前に広がる世界をより深く感じることができます。

エディンバラ城の見どころ
一つも見逃すことができない、それがエディンバラ城の見どころ。ぜひマップとオーディオガイドを手にまわってください。

エディンバラ城の公式サイトには、その長い歴史も紹介されています。英語のページですが、パソコン(Windows)なら右クリック「日本語に翻訳」で一瞬っで日本語に翻訳されます。
公式歴史ページ:https://www.edinburghcastle.scot/the-castle/history/
古代の要塞としてのエディンバラ城、王室の住居としてのエディンバラ城、軍事駐屯地としてのエディンバラ城を知ることができます。
またできれば、映画「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」を観てから行くと、メアリーがエディンバラ城で過ごした日々を肌で感じることができるでしょう。Amazonプライムビデオで観ることができます。(2025年9月現在)




要塞であった歴史を感じられる砲郭。

最古の建造物 セント・マーガレット教会堂(St. Margaret’s Chapel)
戦いの場ともなることがあったエディンバラ城なので、破壊、再建を繰り返しています。その中で、最古の建物と言われているのが、セント・マーガレット教会堂(St. Margaret’s Chapel)で、1150年頃に作られたと言われています。
1500年代、この礼拝堂は火薬庫として使用され、後に防爆構造の丸天井が設けられたそうです。

ワンオクロック・ガン(One o’Clock Gun)
午後1時になると空砲をならすワンオクロック・ガン(One o’Clock Gun)。
かつてフォース湾の船舶が、ワンオクロック・ガン(One o’Clock Gun)で航海時計を合わせていたそうで、起源は1861年に遡るそうです。



午後1時が近づいてくると、その空砲の音を聞こうと人々がワンオクロック・ガン(One o’Clock Gun)の周りに集まってきます。早くから行って目の前で見るのも迫力があると思いますが、少し離れた上から見るのもおすすめです。

One O’CLOCK GUNの動画です。X(旧Twitter)に投稿したので埋め込んでおきます。
スコットランド エディンバラ城で毎日午後1時を空砲で知らせる「ワンオクロックガン」
Edinburgh Castle EDINBURGJ’s TIME GUN The One O’CLOCK GUN EXHIBITION#エディンバラ観光 #スコットランド #Edinburghcastle #Edinburgh pic.twitter.com/gjjSMsZe2U
— 節約プレミアムな旅行ブログ (@11traveljp) September 13, 2025

エディンバラ城の戦争博物館(National War Museum)
この建物自体は1700年代に建てられ、後に軍病院として使用された兵器庫の跡地にあります。スコットランド軍が、何世紀にもわたって使用した数多くの遺物が収蔵された品々が展示されています。

やはり日本人として目が留まるのが、武運長久の旗と日本刀です。

解説によると、1RSのB?部隊によってビルマで入手したものだそうです。Capturedをどのように訳すかにもよりますが、そのまま訳すと捕獲とでもいうのでしょうか。
出兵するとき、日の丸に家族や友人知人が寄せ書きをした日の丸。それを戦地にまで持っていっていたものを奪われてしまった兵士の気持ちを考えると切なくなります。しかし、それを感じさせてくれるのが戦争博物館の存在意義でしょう。

捕虜収容所(PRISONS OF WAR)
捕虜収容所には日本語のガイドもありました。

1700年代から1800年にかけて、地下の狭い収容所に1,000人に近い捕虜が収容されていたそう。その地下の様子が再現されています。


Honors of the Kingdom (三種の神器を展示)
エディンバラ城の中でもいちばん人が多いのが、ここHonors of the Kingdomです。待機列もロープで仕切られています。入るまで15分程度ですが、並びました。

スコットランドの王位継承時の戴冠式で使用されるいわゆる「三種の神器」が展示されています。
ここに展示されているのは、英国最古の王冠宝器で、金、銀、貴重な宝石で作られた、値段のつけられない王冠、王笏、そして国剣は、計り知れないほどの意義があるそうです。
中は撮影禁止なので、公式のInstagramで公開されている画像をご覧ください。そのきらびやかさや歴史の重みは写真では伝わらないかもしれません。ぜひ足を運んで生で観ていただきたい逸品です。
ちなみに、公式サイトによると、ここクラウンルームは2026年1月12日からイースターまで一時休館するとアナウンスされています。改修と新たな展示の準備をするそうです。
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THE ROYAL PALACE
王宮が公開されています。スコットランド女王メアリーは、1566年にジェームズ6世を出産した出産部屋はこの奥です。
冒頭でも触れましたが、映画「ふたりの女王メアリーとエリザベス」を観ておくと、とくにこのTHE ROYAL PALACEを、より興味をもって見ることができるでしょう。

Scotland national war memorial(スコットランド 国立戦争記念碑)


スコットランド国立戦争記念碑は、第一次世界大戦(1914~1918年)で亡くなった約13万5千人と、第二次世界大戦(1939~1945年)での5万人を超えるスコットランド人犠牲者を追悼しています。さらに、1945年以降のマラヤ、朝鮮、北アイルランド、フォークランド、湾岸戦争など、様々な紛争におけるすべてのスコットランド人犠牲者を追悼していうものです。
公式サイト:https://www.snwm.org/
バーチャル・ツアーもあるのでぜひご覧ください。
https://www.snwm.org/about-tour/
世界最大級の軍楽隊の祭典と言われている「ミリタリータトゥー」
毎年8月にここエディンバラ城の入口で開催されるのが「ミリタリータトゥー」という祭典。世界最大級の軍の楽隊の祭典とも言われています。
筆者が訪問したのが9月初旬だったので、まだその時のスタンドなどが残っていました。

ミリタリータトゥーはスコットランド軍をはじめ、世界各国から集まった軍楽隊やパフォーマーが参加します。タータンチェックのキルトをまとったバグパイプ隊による迫力ある演奏とマーチングが最大の見どころです。夜には城を背景にした壮麗なプロジェクションマッピングと花火が繰り広げられ、スコットランドの文化と歴史を体現する感動的なショーとして知られています。
ミリタリータトゥーの期間中にはSNSで多数の動画が上がっていて、それはそれは見事でした。いつかこの期間中に行ってみたいものです。
2025年のミリタリータトゥーがYouTubeに上がっていましたので、ご紹介します。
エディンバラ城の所要時間は?
見どころが多いエディンバラ城。私たちは駆け足で見て回っても約3時間滞在しました。一つ一つをもっとゆっくりと見るのであれば、余裕をもって4時間はとっておいたほうが良いのではないでしょうか。

エディンバラ城のお土産
エディンバラ城内には、いくつかお土産ショップがありましたが、筆者はHonors of the Kingdom(THE HONOURS OF SCOTLAND)の横にあったショップでこちら▲のものを購入しました。
そことは別にスコッチウイスキーのお店があるのは見ていたのですが、混んでいたので入りませんでした。しかし、あとから知ったのですが、そこには1.5ポンド程度の小さいボトルに入ったスコッチウイスキーがあるそうで、酒飲み友達のお土産に買ってくればよかったと後悔です。本場のスコッチ…お土産としてはいいのではないでしょうか。
エディンバラ最大級?のお土産ショップ
エディンバラの街なかには、お土産ショップが多数ありますが、エディンバラ城の入口手前にあるお店がかなり大きかったです。

エディンバラのお土産ショップで売られているものは、どこも同じようなもので、ハリスツイードのバッグや、チェックのマフラー。値段もどのお店も同じだったのですが、この店だけ安かったのです。ラムウール100%のマフラーが他店ではどこも1本20ポンド(約4,000円)でしたが、このお店は16.99ポンド(約3,436円)、しかも2本買うと30ポンド(約6,000円)とさらに安くなります。
エディンバラ城に行く方は、ぜひ門の外のお土産ショップを覗いてみてください。

スコットランド エディンバラ城 DATE
住所:Castlehill, Edinburgh, Scotland EH1 2NG
営業時間は公式サイトで確認
https://www.edinburghcastle.scot/plan-your-visit/opening-times/
公式サイトTOPページ
https://www.edinburghcastle.scot/
SNSで上空からのエディンバラ城の動画がありましたので、こちらもシェアしておきます。
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