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津波被害の大きさに愕然とした岩手県沿岸部
今回の旅の目的のひとつは東日本大震災から6年が過ぎた今の岩手県はどうなっているのかということでもありました。前回、岩手県に来たのは震災から4か月後の2011年の7月。そのときは沿岸部まで来ることができなかったので、ずっと気になっていたのです。
東日本大震災後は私は福島県のいわき市に何度となく足を運び震災の被害も津波の被害も見てきました。双葉郡富岡町の様子なども見てきました。だから津波被害の跡というのはある程度は予想していたのですが、釜石市の沿岸部に車を走らせ、目の前に広がった光景は私の想像をはるかに超えていたのです。
海岸線からかなり内側まで津波が到達したと思われ、またそのような状況がどこまで車を走らせても延々と続いていました。その被害の広さというのは車を走らせてみて初めて理解したものです。
根浜海岸と宝来館
今回、岩手旅行をしようと思ったときに岩手に所縁のある友人から教えてもらったのが、根浜海岸にある宝来館という旅館の話です。大変な津波被害にあい再起不能かとも思われる状況だったのに、女将と周りの人たちの力によって復興した旅館と。今回スケジュールの都合で釜石に泊まることができなかったのですが、どうしても訪れたく寄ってみました。
この日は静かだった根浜海岸。この海岸の様子も東日本大震災で大きく変わってしまったそうです。
宝来館、友人から話を聞いたときは結びついていなかったのですが、ここの津波被害、そして女将の様子は何度も何度もテレビやYouTubeで見かけたものでした。
(以下のYouTubeのリンクは津波の映像が含まれます)
■津波 TSUNAMI – Earthquake (3/11) 20110411
■釜石の津波女将 1/2
■釜石の津波女将 2/2
何度となく映像で見た宝来館の裏山には今、花が咲き、島倉千代子さんの「おかえりなさい」の歌碑が建てられていました。
次の岩手旅行では必ず宝来館に泊まります。
宝来館
住所:岩手県釜石市鵜住居町20地割93-18
電話:0193-28-2526
公式サイト:http://houraikan.jp/