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東京から南相馬へは大きく分けて3通り
今回は南相馬米 令和4年度新米出発式 のお仕事で福島県の南相馬市「原ノ町駅」にうかがいました。東京からの電車での行き方は大きく分けて3通りあります。
・東京から新幹線で「仙台」経由
東京から新幹線で仙台まで。「はやぶさ5号」だと停車駅が上野・大宮・仙台なので1時間32分。仙台に常磐線で乗り換えて「特急ひたち」で原ノ町駅まで53分でした。
仙台から原ノ町までの特急は少ないので、普通で行く場合は1時間28分となっています。
・常磐線「特急ひたち」
常磐線の「特急ひたち」は東京駅から原ノ町駅まで乗換なしで1本。3時間39分となっています。ただし東京から原ノ町駅まで通しで行く「特急ひたち」の本数が少なく、途中のいわき駅まで特急で行き(2時間20分)、いわき駅から常磐線の普通(1時間23分)に乗り換えるという方法もあります。
・東京から新幹線で「福島」経由
新幹線の「やまびこ」「つばさ」なら福島駅に停車し、東京から福島駅が約1時間30分。福島駅から「原ノ町駅」まで東北本線と常磐線を乗り継ぎ約2時間15分や、「東北アクセス 南相馬・福島線」という高速バスで約1時間50分などもあるようです。
東京から新幹線で仙台
今回は行きは仙台経由の新幹線にしました。
(はやぶさ5号)東京駅7:32→仙台駅9:04
(ひたち14号)仙台駅10:14→原ノ町駅 11:07
この日がちょうどGoToトラベルスタート&海外から来られた方への水際対策が緩和されるという日に当たり、新幹線の普通席は満席、グリーン席も残り2席となっていたため、グリーン車で仙台に向かいました。
ちなみに東北新幹線は「やまびこ」「なすの」「つばさ」のみ自由席があり、今回乗った「はやぶさ」には自由席が無く全席指定なので注意が必要です。東海道新幹線のつもりで指定席券を持たずに飛び乗ると面倒なことになります。
東北新幹線グリーン車のヘッドレストは上下に位置を変えることができます。横には照明も。
フッドレスとはついておらず、ボタンを押すことで自動で座席の足に当たる部分が上がってきます。
車内販売もあります。
仙台駅ではふらふらしたかったので、あえて乗り換えに1時間取りました。早朝の仙台駅で食べたもの買ったものは、別記事【早朝の仙台駅 ずんだシェイクに牛たん山盛りのお弁当&お土産】でご紹介しています。
仙台駅から常磐線特急ひたちで原ノ町
仙台駅から原ノ町駅には常磐線の特急ひたちで53分。
特急ひたちは東京からいわき駅までは何度となく乗っていますが、仙台側から乗るのは初めてでした。
特急ひたちは、普通席でもグリーン席なみの快適なシートが特徴。各席に電源もついています。
ちなみに特急ひたちも基本的に全席指定です。指定席を取らずに乗った場合、空いている座席(赤いランプが点灯している)に座ることができます。
ただし事前にネットで予約し、チケットレスにしたほうが料金が得なので、予め予約してから乗ることをおすすめします。
原ノ町駅の様子
原ノ町駅には「原ノ町駅陣屋」があります。
相馬野馬追の兜や甲冑が展示されていました。
駅前は大規模工事中です。相馬野馬追像が出迎えてくれます。
帰りは原ノ町駅から東京駅まで 全線つながった常磐線で
東日本大震災と原発事故後、一部区間が止まっていた常磐線。2020年に9年ぶりに全線が運転再開となり東京から仙台までが繋がりました。東京からいわき駅までは何度となく特急ひたちを利用していましたが、いわき駅から仙台までの区間は乗った経験がなく、原ノ町駅からの帰りは常磐線にしました。
原ノ町駅からの特急は本数が少ないので、原ノ町駅からいわき駅までは常磐線の普通で行き、いわき駅から特急ひたちへ。
震災から数年経っても津波被害のあとが手がつけられず残っていた地域も整えられ、そこで常磐線に乗っていることに感慨深いものがありました。
帰りのおともは酪王カフェオレで。
(*)今回の南相馬への旅は #南相馬市PR #南相馬米 のお仕事で呼んでいただいたものとなります。