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国の特別名勝「兼六園」
加賀藩の歴代藩主が長い歳月をかけて形作った、日本を代表する大名庭園である「兼六園」。岡山の後楽園、水戸の偕楽園と並ぶ「日本三名園」の一つに数えられ、国の特別名勝にも指定されています。
広い敷地を歩きながら、大きな池や築山、御亭などを鑑賞できる「回遊式」の庭園で、広大さと幽邃さといった相反する六つの景観美(六勝)を兼ね備えていることがその名の由来だそうです。
その美しさは日本国内のみならず、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで最高評価の3つ星を獲得した実績です。
延宝4(1676)年、加賀藩の第5代藩主である前田綱紀が、金沢城と向かい合う斜面の地に別邸を構え、その周囲に庭園を整備したのが兼六園の始まりだそうです。
7つある兼六園の入り口
兼六園の広さは約11.7ヘクタール(約3万坪・約11万4000平方メートル)で、サッカーグラウンド約16個分の広さがあります。そのため、入り口も7箇所。

筆者は金沢城公園から来て、桂坂口にたどり着きました。そこに掲示されていたのが、200メートル先の「蓮池門」。奥を見ると、ノスタルジックな建物が並んでいたので、少し歩いて蓮池門から入ることにしました。

桂坂口から蓮池門まで、お食事処や土産店

九谷焼の窯元のお店もありました。

兼六園の見どころ 霞ヶ池
兼六園の中心と言ってもいいのが霞ヶ池。

こちらの画像▼の右、虹橋から撮る景色が素晴らしいということで、虹橋にはかなりの人が行列でした。(心苦しいのですが、人はアプリで消させていただきました)

兼六園の見どころ 翠滝(みどりたき)
さほど大きな滝ではありませんが、水の落ちる音が心地よく兼六園の静けさを感じさせてくれる場所でした。

兼六園の見どころ 日本最古の噴水
モーターや電力を使っていない無動力の噴水として現存するものの中で日本最古だそうです。霞ヶ池との水位差だけでこれだけの高さまで水が上がっています。

金沢 兼六園。霞ヶ池との水位差を利用して、ポンプや電力を使わない動力ゼロの日本最古の噴水。#金沢観光 #KanazawaTrip pic.twitter.com/LrdJt5zzMe
— 節約プレミアムな旅行ブログ (@11traveljp) June 9, 2026
兼六園の見どころ 旭桜
非常に大きな桜です。ナショナル・ジオグラフィックのこちらのページによると、
大きく枝を張った大木に、今を盛りと満開の桜がこぼれんばかりに咲き誇る。「日本で最も美しいと評判の桜」と、1914年7月号で紹介されたのは、金沢にある兼六園の「旭桜」だ。


兼六園のみどころ 日本で最初の西洋式銅像
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)。明治13(1880)年に日本で最初期に建立された屋外銅像。西南戦争で従軍し亡くなった郷土の軍人たちを慰霊するための記念碑として、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の東国征伐の伝承にちなみ、戦没者の忠勇を象徴する存在としてこの像が選ばれたそうです。

兼六園のみどころ 鶺鴒島
千歳清流に浮かぶ「鶺鴒島(せきれいじま)」は、陰陽の神がセキレイの動きから男女の交わりの術を得たという神話にちなみ、誕生・結婚・死という「人生の三儀式」を表現している島だそうです。
島内には、正面に子孫繁栄を願う「陰陽石」、裏手には夫婦円満の象徴である「相生の松」やあの世(死)を意味する「五重の塔」が配置されています。


兼六園のみどころ 巨大な木々
先にご紹介した旭桜もそうですが、兼六園には他では見たことがないほどの巨大な木をいくつか見かけました。それだけ兼六園が長く大切に育ててきたということでしょう。

兼六園のみどころ「成巽閣」(重要文化財)
成巽閣(せいそんかく)は、1863年に加賀藩13代藩主前田斉泰が、母である真龍院の隠居所として兼六園に隣接して建てた格式高い建造物です(重要文化財)。
最大の特徴は、1階の厳かな「武家書院造り」と、2階の鮮やかで自由な「数寄屋風書院造り」という、2つの建築様式が1棟に見事に融合している点です。金沢の伝統美である加賀加賀友禅を思わせる色彩や、ヨーロッパから輸入された美しいギヤマン(ガラス)など、優美で洗練された空間が広がっています。

筆者がまず気になったのが、レンガ塀。
広島県呉市のプレスツアーのときに知った「イギリス積み」で施工されていました。

レンガの縦と横を交互に組み合わせて積んでいくのがイギリス積みです。

成巽閣は別料金となっています。筆者は「文化の森お出かけパス」を持っていたので、割引で入ることができました。


武家書院造と数寄屋風書院造を一つの棟の中に組み入れた巧みな様式をもつ建造物として貴重なものだそうです。
成巽閣の中は撮影禁止。それぞれの間に詳しい説明書きが置かれていて、じっくり読むことで理解が深まります。
公式サイトにも内部の写真と詳しい説明がありますので、ぜひご覧ください。

成巽閣の中は撮影禁止ですが、縁側から庭の景色は撮影OKとなっています。


成巽閣の縁側にスタンプがありましたので、持参したスタンプ帳に押してきました。

兼六園・成巽閣DATA
開演時間や料金に関しては、公式サイトでご確認ください。
兼六園公式サイト https://kenrokuen.or.jp/
成巽閣公式サイト:https://www.seisonkaku.com/index.html
住所: 石川県金沢市兼六町1
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