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呉市とびしま海道おすすめの御手洗(みたらい)地区
今回(2019.8)の呉旅行はレンタカーを借りていたので呉市内でも少し遠出してみようと思い、呉市役所のお世話になってるかたのおすすめで、とびしま海道の御手洗地区にやってきました。
呉駅近辺からとびしま海道で御手洗地区までノンストップでくれば1時間弱です。私は途中の島々で遊んできたのでもう少し時間はかかっています。
とびしま海道の御手洗地区とは
呉方面からとびしま海道で4つめの島で大崎下島にある御手洗地区は、江戸時代に風待ちや潮待ちのための港町として栄えた街で当時のの面影が残っている情緒ある街並みです。
平成6年に国から重要伝統的建造物群保存地区として指定され、さらに平成30年には「茶屋・若胡子屋跡」「住吉神社」「恵美須神社」「千砂子波止と高燈籠」が北前船寄港地・船主集落として日本遺産の構成文化財として認定されているそうです。
そんな御手洗地区をざっくりと動画にしてみました。ただ…今回撮影を失敗しており手ぶれが酷い動画であることお許しください。
その場に立つだけで心躍る御手洗地区の街並み
別記事でご紹介する無量駐車場に車を停めて、御手洗地区を歩いてみました。足を一歩踏み入れただけで、そこはもう江戸時代!狭い路地をただ歩いているだけでもワクワク。
旧柴屋住宅(呉市指定文化財):御手洗地区
こちらは旧柴屋住宅。入場料は不要で中に入ることができます。
柱を中心にふすまや障子で区切られている畳敷きの部屋。
ヤマハのオルガンです。これが進化してエレクトーンになったのでしょうか。
部屋の隅に置かれているブラウン管のテレビもかなり古いものと思われます。誰もいなかったのでしばしここで休憩させてもらいました。
続いて御手洗地区を歩きます。路地をどちらに進んでも白壁に瓦の屋根、木の作りの家が続きます。
写真をご覧いただき分かるように、人がいないのです。この日は8月31日でしたので、平日ですがまだ夏休みの学校も多かったはず。
バレていない!そう、観光地としてまだあまり人に知られていない場所なのです。私も何度目かの呉旅行ですが、今回おすすめされるまで御手洗地区を知らなかったほど。
道端には農家のかたの野菜が売られていました。お金は缶の中へ。
さらに歩いていくと、カフェが出てきました。雑貨の販売もやっているようです。
こちらもカフェ。1度目に通ったときはやっていませんでしたが、お昼ごろに通ったときはオープンしていました。
床屋のクルクルや丸い郵便ポストも時代を感じます。
御手洗昭和館
こちらは別記事で紹介する御手洗昭和館。看板からして昭和ですが、中には昭和のおもちゃや駄菓子が所せましと詰まっています。
さらに歩いていくと「国定教科書取次店」だった店がでてきました。ショーケースには大きなそろばんも飾られています。
職人さんの手元から目が離せない時計や
新光時計。中で年配の職人さんが細かい部品を使って時計をメンテナンスしていました。なんでも大切な時計を直して欲しいと、全国から時計の修理の依頼が入るそうです。
日本遺産に認定された「茶屋・若胡子屋跡」
昨年平成30年に日本遺産に認定された茶屋・若胡子屋跡。まだ昨年のことなのでネット上に詳しい情報を見つけられませんでした。見つかったら追記しておきます。
この茶屋・若胡子屋跡も無料で中を見ることができました。こちらも誰もいない(笑)
そしてまたステキな街並み
ところどころ壁に花が飾られているお宅がありました。道行く人へのおもてなしだそう。ステキです。
複雑に交差している御手洗地区の路地。何も考えずに気の向くままに歩いていくのがいい。誰もいない静かな街を思う存分、味わうことができます。
呉市御手洗地区 行き方
とびしま海道・御手洗地区(みたらいちく)への行き方は観光協会のこちらのページをご覧いただくのが間違いないかと思います。高速船やバス・車での行き方が紹介されています。
(この記事の呉旅行日2019年8月)
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