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モントリオール観光をしながら観ることができたモントリオールの街並み
今回のプレスツアーでモントリオールは2泊。旧市街と新市街、いろいろな顔をもつモントリオールの街並みですが、その中でいくつか今のモントリオールを感じられる光景がありましたのでご紹介します。
モントリオールのウォールアートは落書きじゃないんです
モントリオールの主にダウンタウンで見かけた建物の壁一面に描かれた見事な絵。このウォールアートだけ撮りにくる写真家もいるんだとか。

それほどにどこのウォールアートもクオリティーが高く、まるで写真を貼り付けたかのような出来栄えです。


でもこれ単に落書きされているのではなく、落書きを防ぐために公の対策としてやっているそう。こちらの▼画像の右上にあるマークがその印。すべてのウォールアートにこのマークがあったかは未確認ですが、落書きさせないために先に見事な絵を仕上げておくというのは面白い対策だなぁと感心しました。

ビジネスセンスもあるアート
さらに上手いなーと思ったのはこちらの壁。こんな絵が描かれていたら写真撮りたくなりますよね。しかもそこには、ハッシュタグまで書かれています。QDC BURGERというバーガーショップでした。
サイトを見たらなかなか人気のバーガーショップのようです。次にモントリオールに行く機会があったら行ってみたいと思います。

model:marina
見せることを意識している街モントリオール
そもそもモントリオールの街全体が、見せること、見られていることを意識しているように感じました。普通のアパートメントでも窓周りにグリーンのアレンジをしていたり、可愛らしい椅子を置いたりしています。
自転車さえもこんなことに。

こちらは1階が小さな地元のスーパー。2階が何なのかは分かりませんが、どうみても目立つ人のようなものが見えました。

ググっと望遠で寄って見ると、今は亡きマイケルジャクソンの有名なシーン。この窓は夜になったら閉めるのでしょうか。そのときこのマイケルジャクソンは部屋でこの格好なんでしょうか。いろいろ気になります。

街が綺麗なモントリオール
2泊しか滞在していないので、もちろん全てを見ているわけではありませんが、私が行動した範囲では「ゴミが落ちてないなー」というのが印象的でした。
そう思いながら最終日の早朝、ひとりで散歩に出かけていたらこのようなシーンを見かけました。さらに公園や道には大きなゴミ袋とほうきを持つ掃除をする人たち。やはり人の手によって美観を保っているようです。

モントリオールの街中にある灰皿。ケベック州は室内はどこも禁煙で、外ならば吸っていいそうです。そのためにこんなところに灰皿が設置されていました。これもなかなか見ない形です。

ユニセックスな街モントリオール
ケベック州では2004年、カナダ全土では2005年に同性婚が法的に認められています。そんなモントリオールにはThe Village (Gay Village)と呼ばれるエリアにクラブやバーがあり性的マイノリティ以外の人も訪れているそう。
通りには飾りがつけられています。この1枚の写真では分かりづらいのですが、このあと高い位置にある自動車専用道路からここを見たら、長い通り全体ではレインボーカラーになっていました。

こちらはHotel10のお手洗いです。

ユニセックスであることを示しています。

モントリオールの乗り物いろいろ
モントリオールでは人と車以外にもさまざまな乗り物がありました。
こちらはレンタル自転車。このようなステーションが街中のあちこちにありどこへ返しても良いそうです。

キックボードもレンタルがありました。
その隣は自転車置き場。自転車を置いていいところが決められていて、それが守られていることも、モントリオールの街がスッキリして見える点だと思います。

考古学博物館の前で見かけたバス。これもモントリオールだと絵になります。

こちらも考古学博物館の前での光景。人あり自転車ありバスあり馬車ありのモントリオールですが、最大に感動したのがどれも邪魔になっていないことです。
それほどに人口密度が低く、街中にも余裕があるのだと思います。


古いものを残すモントリオール
宿泊したホテル プラスダルムもそうでしたが、モントリオールでは古い建物を壊さずに、中で繋げて使っているところが多く見られました。こちら▼は前述のユニセックストイレがあるHOTEL10。

こちら▼元製粉所だった建物だそう。それを今はマンションにして、中央には憩いの場。この写真は早朝に撮ったものですが、夕方にはここで読書をする人や小さなお子さんを散歩させるお母さんの姿が見られました。

一人で散歩中に見かけて気になったのが、こちらの壁。壁の一部が欠落していて中が見えているのですが、中も外壁のようなレンガ造りなのです。おそらく古い建物に50センチほどの厚さで壁を足したのではないでしょうか。

モントリオール市庁舎の裏も大規模修繕工事中。


古いものと言えば残しておきたい出来事がこちらの古本屋。なんの店かと覗いていたら、こちらの小さなお子様連れのお母さんが話しかけてきてくれ、「ここはおすすめの本屋なんだ」そうです。
S.W.WELCHというお店で調べたらFacebookページもありました。

こちらは気になったけど、プレスツアーのメンバー全員で歩いてる時間帯だったので入ることができなかったお店。
今回ケベック州の歴史の話となるとき、いつも1600年代前半にジャックカルティエやサミュエル・ド・シャンプレインがフランスから来たときの話から始まるため、その前の先住民族アルゴンキン族のインディアンの話まで出ず、気になっているところです。
もしも次にモントリオールに行く機会があったら、ここも入ってみたいお店の一つ。

グレーの石畳の街に差し色が映えるモントリオール
石畳に重厚感ある建物が並ぶモントリオールの旧市街(old Montreal)。フランスの入植地であった歴史からもフランスの色が濃く残っている街でもあります。

早朝の街並みはとくにグレー一色に見えてしまいそうなのですが、それでもセンスが光る街でもあります。

石畳の街並みに映える郵便ポスト

真っ赤な消火栓さえも写真を撮りたくなる存在

ここはある意味異色の建物。モントリオール国際会議場はカラフルなガラス張りとなっていて、光が差し込む室内はとても鮮やかな空間でした。

いろいろな側面を持つモントリオール。歴史を勉強してもう一度ゆっくり見てまわりたい場所です。
*本記事はカナダケベック州観光局のプレスツアーでの記事になります。




