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24時間いつでも握りたてのおむすびが食べられる「にぎりめし」
札幌はすすきの市場にある24時間営業のおむすび屋さん「名代 にぎりめし」。その美味しさは1食の価値ありですが、名代にぎりめしがあるすすきの市場も一見の価値ありです。
昭和のまま時間が止まったような「すすきの市場・すすきのゼロ番地」
札幌市内には二条市場や札幌場外市場など観光客もいる市場もありますが、「名代にぎりめし」があるすすきの市場は少し様子が違いました。
すすきの市場の上は、住宅都市整備公団「ススキノアパート」
昭和33(1958)年に建設された建物で築60年以上!北海道内で現存する公団住宅では最古のものだそう。
薄く細長いススキノアパートとすすきの市場の建物はおそらく100メートル以上続いています。
長い建物の1階がすすきの市場。「にぎりめし」に行くために市場の中を通ろうと入ったのですが、完全に飲食店のかた向けのような市場で、邪魔になってはいけないと早足で通り抜けました。
地下はすすきのゼロ番地という飲食店街。スナックや小料理屋的な店が多いようです。
NHKドキュメント72でも取り上げられた名代にぎりめし
そんなすすきの市場とすすきのゼロ番地にある「名代にぎりめし」は、NHKのドキュメンタリー番組「ドキュメント72」でも取り上げられたことがあるそう。
それだけでと「にぎりめし」には24時間さまざまな人が足を運んでいることが想像できます。
想像をはるかに超えた美味しさだった!「名代にぎりめし」で朝食におむすびを食べた感想
24時間営業ですから、飲んだあとのシメにも、ランチにも、朝食にも食べられるわけです。私はホテルの朝食は食べずに名代にぎりめしにやってきました。
ススキノアパートの端にあるのはテイクアウト用の窓
店の中で食べるには、建物横のこちらの入り口から入ります。
中に入るとお店のお母さんが2人でテレビを観ていました。早朝なので客は私のみです。
北海道の地で、カウンター席に座りお母さんが握るおむすびを待つ。なんか不思議で温かい時間でした。
名代にぎりめし メニュー
おにぎりは250円から380円まであり、全部で29種類!しかも一部の具を除いては塩にぎりか醤油にぎりか選べるので、58種類ですね。
おにぎりと同じようにおでんの種類も豊富です。
店内のあちこちに張り紙メニューもありました。セットメニューもあるそう。
店長のおすすめメニューはクリームチーズおかかと角煮味噌。想像するだけで美味しそう。
そして見逃せないのがクリームシチュー!事前にネットの口コミで見ていたのですが、そこには「冬限定のクリームシチューが絶品!」と書かれたものが多くありました。
店のお母さんに聞いたら、お客さんのリクエストが多いので通年メニューにしたそう。
当初はおにぎりと豚汁をいただく予定でしたが、そう聞いたらクリームシチューを試さないわけにはいきません。
おにぎり2個とクリームシチューをお願いしました。
店長おすすめの角煮味噌と、クリームチーズおかかにしようかとも思ったのですが、クリームチーズ山わさびのほうが味の想像ができなかったのでチャレンジしてみました。
待つこと5分もなくでてきた美しいおにぎり。
ひとくち食べてこの美味しさに気づかない人はいないはず。米一粒ずつの美味しさに加え、握りの強さが絶妙です。
口の中にいれた瞬間にほわと感じる米の余白が素晴らしい。具や味付け云々よりも、この握り具合に感動しました。
こちらが角煮味噌おにぎりの中。しっかりと味がついた豚の角煮がほろほろと崩れてお米と一体になって入ってきます。
クリームチーズ山わさびは醤油にぎりでお願いしました。濃厚なクリームチーズの中にピリピリ辛い山わさび。見事なコンビネーションです。
そして人気のクリームシチュー。胡椒がかなり効いた刺激的なシチューで食欲を刺激します。「名代にぎりめし」のおにぎり2個とクリームシチューでかなりのボリュームでした。
いやぁそれにしても美味しかったですねー。おにぎり自体の美味しさに感動したので、次回はシンプルなおかかとかも食べてみたいです。ごちそうさまでした!
すすきの市場 24時間営業「にぎりめし」場所・営業時間など
住所:北海道札幌市中央区南6西4 すすきの市場内
電話:011-512-1616
営業時間:24時間
定休日:なし
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