スポンサーリンク
ケベック旅行中に食べた郷土料理・ソウルフード・ご当地グルメ
国内外問わず旅行先ではその土地の郷土料理やご当地グルメを積極的に食べるようにしています。
全く知らない食材や調理法に出会ったり、いつも食べている食材なのにご当地ものは味が全く違ったりと、さまざまな発見があるのが楽しみです。
そして郷土料理はその土地の歴史や習慣を知ることができる一つの手段でもあり、調べてみると意外なことが分かったりして楽しめます。
今回のカナダ ケベック州観光局のプレスツアーは私にとって初めてのカナダ。「食」でもさまざまな出会いがありました。
たくさん頂いた食事の中でとくにカナダ・ケベックの郷土料理、ソウルフードなどをまとめてこのブログ記事でご紹介します。これからケベック旅行に行くかたの参考になれば嬉しいです。
プーティーン(プーチン)今やカナダ全土のソウルフード
フライドポテトにグレイビーソースとチーズカードをかけたファストフード。
カナダ全土で食べられていますが、1950年代にケベックで誕生したものと言われています。カナダではマクドナルドやケンタッキー・フライド・チキンにのメニューにもプーティーンがあるほど多くの人が日常的に食べているメニューのようです。
お店によってアレンジもさまざまで今回2回食べたプーティーンも味が全く違うものでした。
プーティーンがメニューにある「La Buche」:ケベックシティ
「La Buche」はシュガーシャック(砂糖小屋)の料理を中心に食べられるレストラン。ここのプーティーンは特別メニューで上に骨付きの肉が乗った豪華なものでした。
▼カナダ料理プーティーンやメープルタフィーを楽しめるケベックシティおすすめのレストラン「La Buche」
スモークミート人気店シュワルツのプーティーン:モントリオール
スモークミートサンドイッチの人気店シュワルツでもサイドメニューとしてプーティーンがありました。ソースがこってり濃厚でこれだけでお腹いっぱいになりそうな満足度の高いプーティーンです。
▼「シュワルツ」モントリオールのご当地グルメ!モントリオール スモークミートおすすめ Schwartz’s
スモークミートサンドイッチはモントリオールが発祥の地
「モントリオール スタイル スモークミートサンドイッチ」とも言われているこの料理は約90年前にユダヤ系移民のシュワルツさんがモントリオールでお店を開いたのがはじまり。
ユダヤ教の戒律の中でも食べられる、カシュルート(適正食品規定)にそったレシピで作られているのがモントリオール スタイル スモークミートで、数種類のスパイスに漬け込んだ牛肉をスモークし、薄くカットしてパンに挟んで食べるものです。
スモークミートサンドイッチ発祥の店「シュワルツ」:モントリオール
こちらがスモークミートサンドイッチ店をモントリオールではじめにオープンさせたシュワルツさんのお店「シュワルツ」。モントリオールのダウンタウンから徒歩15分くらいのところにある超人気店です。
▼「シュワルツ」モントリオールのご当地グルメ!モントリオール スモークミートおすすめ Schwartz’s
モントリオール国際空港でも食べられるスモークミートサンドイッチ
今回のケベック旅行、カナダの地に降り立ち最初に口にした料理がモントリオール国際空港の国内線制限エリアで食べたスモークミートサンドイッチでした。
▼夢にまでみた[スモークミート」モントリオール空港レストランでカナダ1回目の食事
モントリオール ベーグル
ベーグルと言えばモントリオールかニューヨーク。普段日本で食べているのはニューヨークベーグルなので、モントリオールベーグルは初めての出会い。ベーグルも1900年代はじめに移民の人によってモントリオールで作られたものです。
「フェアモントベーグル」と「サンヴィアトーベーグル」:モントリオール
モントリオールでのベーグル人気店2つ「フェアモントベーグル」と「サンヴィアトーベーグル」を食べ歩きしました。
ブログ記事内ではモントリオールベーグルとニューヨークベーグルの違いもご紹介しています。
▼モントリオール ベーグル 食べ歩きおすすめ2大人気店「フェアマウントベーグル」と「サンヴィアトーベーグル
メープルタフィー
メープルシロップが有名なカナダ、その多くがケベック州で作られているものだそうです。
メープルシロップは主に寒い時期に採取し作られます。その時期に熱々に熱したメープルシロップを雪の上に流しクルクルと丸めてキャンディーのようにして食べるのがメープルタフィー。ケベック州内では雪に見立てた氷の上でメープルタフィーを食べられるレストランがいくつかあります。
シュガーシャックをイメージしたLa Bucheでメープルタフィー:ケベックシティ
前述のプーティーンもあるお店ケベックシティのLa Bucheでランチの最後にメープルタフィーを体験してみました。
▼カナダ料理プーティーンやメープルタフィーを楽しめるケベックシティおすすめのレストラン「La Buche」
Grilled salted pork
正確なメニュ―名は確認中ですが、お店によってはGrilled salted porkとなっているこちら。ラードをとったあとの豚の皮を揚げておつまみのようにしたものです。
カナダではよく前菜的に出てきて、アメリカの一部でも食べられている料理だそうです。味は塩気のあるものとメープルシロップをかけた甘いものがあります。
カリカリっとしょっぱいGrilled salted porkをリンゴ園で:ローレンシャン
ローレンシャンにあるリンゴ園「Labonte de la Pomme」ではリンゴ小屋で食べられている伝統料理を食べさせてくれます。
その中で前菜としてGrilled Salted Porkが出てきました。ポテトチップスのように食べだしたら止まらず危険です。
▼ローレンシャンの美食探訪 観光グルメお土産全て詰まったリンゴ園「Labonte de la Pomme」
シュガーシャック La Bucheでもポークの皮:ケベックシティ
何度も出てくるケベックシティのLa Buche。こちらの豚の皮は揚げたあとにメープルシロップをかけた甘いものでした。
▼カナダ料理プーティーンやメープルタフィーを楽しめるケベックシティおすすめのレストラン「La Buche」
ビーバーテイル
こちらはカナダ全土に展開しているチェーン店。ビーバーの尻尾のような形の揚げパンに粉砂糖をまぶしてさまざまなトッピングをします。
1600年代にフランス人のサミュエル・ド・シャンプレインがビーバーの毛皮貿易をはじめたのがケベックシティのはじまり。そこから来るビーバーテイルです。
ビーバーテイルズ:ケベックシティ
ビーバーテイルズはケベック州内にいくつもありますが、ケベックシティのプチシャンプラン通りの店舗に入りました。
▼人気の「ビーバーテイルズ Queues de Castor」でカナダグルメのスイーツを味わう
超人気のドーナツショップ ティムホートンズ
こちらもカナダ全土で大人気のチェーン店ドーナツショップです。カナダ全土のカフェのシェア62%をもち堂々の第一位。2位のスターバックスの7%と大きな開きがあります。それほどにカナダの人の生活に根付いているティムホートンズです。
6泊8日のケベック旅行中、3度も入ってしまいました。ドーナツはもちろん美味しい!そしてティムホートンズではオリジナルタンブラーも人気です。ティムホートンズはもちろんモントリオール空港にも入っています。
▼Tim Horton’s ティムホートンズ カナダで人気のドーナツ店! タンブラーはお土産におすすめ!
ディップチョコソフトクリーム
これはどうやらここ数年モントリオールっ子に流行っているものだそうです。
ソフトクリームを逆さにしてチョコレートディップの中に漬け込み、固まったところでトッピングをつける盛りに盛ったソフトクリームです。
ディップチョコソフトクリームの人気店「LaDIppie」と「Juliette&Chocolate」:モントリオール
▼モントリオール最新人気スイーツ!ディップチョコソフトクリーム
オカチーズ
モントリオール郊外のOKAという地域の修道院で19世紀の末に誕生したと言われているのがオカチーズ。別名修道会チーズとも呼ばれているそう。
フレッシュタイプのチーズでまろやかでコクがある不思議な食感のチーズです。
アップルシャック(りんご小屋)でオカチーズ:ローレンシャン・モントリオール
モントリオールからローレンシャンに入ったすぐのところにあるリンゴ農園「Labonte de la Pomme」のランチのコースの中でも出てきました。それ以外にスーパーなどでも見かけたので入手しやすいと思います。
▼ローレンシャンの美食探訪 観光グルメお土産全て詰まったリンゴ園「Labonte de la Pomme」
スモークサーモン
これはもうビックリ。カナダにサーモンのイメージはありましたが、ここまで違うとは思いませんでした。
どこで食べてもスモークサーモンの味が濃厚!今まで食べていたスモークサーモンはなんだったんだと思えるほどです。
カナダポーク
日本に入ってきているカナダ産ポークの8割以上がケベック州の豚なのだそう。豚肉料理もあちこちで見かけました。脂が甘いカナダの豚もおすすめです。
ホテル「シャトーフロンテナック」の朝食ビュッフェのメープルベーコン:ケベックシティ
その中でも一番忘れられない味が、ケベックシティのランドマーク的ホテル「シャトー・フロンテナック」の朝食ビュッフェにあるメープルベーコンです。(↑の写真)ベーコンと言っても肉厚で豚の角煮のよう。メープルシロップで甘く包まれた絶品ポークでした。
メープルシロップ
カナダの一番のイメージがメープルシロップでしたが、実際に行ってみてメープルシロップのイメージが変わりました。
メープルシロップやシロップをさらに煮詰めたメープルバターはただ甘いものではなく、料理にコクをだすために使われる日本のみりんのような使われかたもしていました。
帰国後に自宅で飲むコーヒーは全てメープルバターを入れています。
リンゴ
リンゴがあちこちにあったんです。ご自由に的にホテルのロビーやスパのロビー、空港のラウンジにもホテルのお弁当にも…
そして今回のプレスツアーでもリンゴ農園やシードル専門店にも行きました。
カナダにリンゴのイメージがなかったので調べてみましたは国際順位は31位でさほど上位というほどでもないのです。しかしそのほとんどがケベック州で作られているということなので、やはりケベックではリンゴ山ほどあるのですね。
ご当地コスメとご当地調味料
ご当地料理とともに私の旅行先での楽しみはお土産にご当地調味料とご当地コスメを買ってくること。
今回は何故か石鹸ばかりになってしまいました。いま使い始めているのが中央のメープルシロップを使った石鹸。驚くほどに保湿力が高くこれで化粧水がいらないのではないかと思えるほどです。
左:ココナッツオイル90%の石鹸・購入場所【サンヴノアデュラック修道院】イースタンタウンシップス
中央:メープルシロップの石鹸・購入場所【カフェ&雑貨店Le Petit Dep】モントリオール
右:アルガンオイルの石鹸・購入場所【チョコレート専門店MUSEE DU CHOCOLATE】ブロモン
ご当地調味料については買ったもの全部を紹介しきれていないのですが、お土産を買ったところではこちらのハッシュタグ【ケベック旅行お土産】にまとめてあるのでご覧ください。
メープルシロップはもちろん、メープルバター、アップルソース、アップルコンポート、辛いソース、アップルバター、洋ナシのバター他、いろいろなものを購入しています。
*本記事はカナダケベック州観光局のプレスツアーでの記事になります。