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肉のミルフィーユ!モントリオールグルメおすすめスモークミートのシュワルツSchwartz’s
モントリオールのご当地グルメと言えばスモークミート。そして検索サイトで「モントリオール スモークミート」で検索すると上位を独占しているのが、今回行ったスモークミート デリ シュワルツ(Schwartz’s)です。
モントリオール ダウンタウンから徒歩15分ほどのところにあるシュワルツ、この日はランチタイムに行ったこともあり隣の店の前まで行列。地元の人にも観光客にも人気のシュワルツです。
スモークミートといえば既にモントリオール空港で食べたスモークミートでご紹介したように、今回の取材メンバーであり友人でもある@kogure さんが3年前にモントリオールに取材に行かれたときのこちらの記事
▼【「スモークミート」モントリオールで食べる激旨サンドイッチ】で初めて知った食べ物であります。
必至になってお取り寄せまでして食べたものを、ついにモントリオール スモークミートの一番の人気店シュワルツで食べる日がやってきました!
91年の歴史 モントリオール スモークミート「シュワルツ」の歴史
店内にはシュワルツの過去の写真や紹介されたメディアが貼られていました。
シュワルツは遡ること91年前の1928年にルーマニアから移住してきたユダヤ系移民のReuben Schwartzさんによってオープンされた店。
その後、何人かオーナーが変わり、現在はセリーヌ・ディオンのご主人と親類2名+外食チェーンの社長の合計4名がオーナーとなっています。しかしシュワルツさんが作り出した味は変えることなく、創業当時のまま受け継がれているそうです。
モントリオール スモークミートとは?
「スモークミート」という単語だけで言えば、スモークした肉ですが、モントリオールで言う「スモークミート」は「モントリオール スタイル スモークミート」として特別なもの。
創業者のシュワルツさんはユダヤ系移民だったので、食べるものにもいろいろ制約があるユダヤ教の戒律の中でも食べられる、カシュルート(適正食品規定)にそったレシピで作られているのがモントリオール スタイル スモークミートだそうです。
シュワルツのスモークミートはレシピ非公開の秘伝のスパイスに牛肉を10日間漬け込んだあと、8時間オーブンで焼きその後に3時間スモークして作っているそう。これだけ見ると「パストラミビーフと何が違うの?」と思いますが、使う牛肉の部位とスパイスが違うようです。
スモークミート「シュワルツ」店内の様子
我々取材メンバーが店内を興味深く見ているとお店のかたがスモークミートの塊を見せてくれました。こちらのページによるとこのかたは14歳の頃から40年以上シュワルツでスモークミートを切り続けているジョニーさん。
モントリオール「シュワルツ」の店内は、さながら日本の大衆食堂のよう。人気店なので相席当然、ぎゅうぎゅう詰めでもあります。
ロンリープラネットのシュワルツの映像がYouTubeに公開されていたので、こちらをご覧ください。シュワルツ店内の様子、調理の様子が紹介されています。
シュワルツ(Schwartz’s Deli )のメニュー
店内に掲示されているシュワルツのメニューです。左側がエクストラ・サイドオーダーでサラダやピクルス、オリーブ、ドリンクなど。
中央がメインメニューとなる肉類。右側がサンドイッチで、シュワルツの人気メニュースモークミートサンドイッチもここにあります。
シュワルツはスモークミートだけでなく、リブステーキやチキンステーキもメニューにありました。しかし来る人の95%がスモークミートをオーダーするそうです。
ランチョンマット代わりに敷かれている紙にもメニューは書かれています。
この紙、デザインがカッコいいので持ち帰ってブックカバーか何かにすればよかったと後悔…
スモークミートサンドイッチ他シュワルツでおすすめメニュー3品
今回は日本からの取材メンバー6名と現地スタッフ3名の9名で行き、席は2つに分かれました。
オーダーしたものはこちら。
ピクルス 2.35ドル(約194円)
ピクルス194円というのは、まぁ驚きもしない値段ですが、ビジュアルにはびっくり。まるまるピクルスです。
カットしたてをいただくので、ピクルスがみずみずしい!中がぷるんぷるんです。
スモークミートだけでは飽きてしまうのか、周りの多くの人がピクルスかコールスローサラダをオーダーしていました。
シュワルツ でケベック料理のプーティーン 6.5ドル(約537円)
1950年代のケベック州が発祥の地で、今やカナダのソウルフードとなっているプーティーン。
フライドポテトにたっぷりのグレイビーソースとチーズカードがかかっているジャンクフードです。ケベックシティのラブッシェで食べたプーティーンとは見た目が違うように、お店によってスタイルはさまざま、まさにソウルフードですね。
シュワルツのプーティーンはグレイビーソースが濃厚なので、ポテト自体もとろっとした感じ。お腹にたまるプーティーンです。
これがシュワルツのスモークミート サンドイッチ! 10.45ドル(約864円)
ついにきました!シュワルツのスモークミートサンドイッチ。期待を裏切らないどころか、期待以上の肉盛りスモークミートサンドイッチです。
パサついたお肉かなと思いきや、シュワルツのスモークミートはしっとりと肉汁をまとっています。だから柔らかい!!
スモークミートサンドイッチなので本来は上下のパンに挟んでいただくのですが、肉がこぼれそうだったのでパンの上に乗せていただきました。その分、肉の旨みがダイレクトに舌に乗ります!最高!!
ピクルスをいれて挟んでみたりもしました。ピクルス横の肉をご覧いただくとわかりますが、かなり脂の部分もありました。これが甘くて美味しい!!!
上のパンとそれにあわせた分量のスモークミートを食べたあと。まだこんなにもスモークミートが山盛りです。なんというシアワセ。
シュワルツのスモークミートは脂の量をオーダーできる!
今回は標準でオーダーしましたが、シュワルツのスモークミートは脂の量を調整してオーダーできるそうです。
lean(赤身)medium(赤身に脂身が少し)medium-fat(標準)fatty(脂身多め)
脂の部分が甘くて美味しかったので、次に行く機会があれば脂身多めでオーダーしてみたいですね。
とにかくスモークミートがしっとりしていて美味しいんです!モントリオールのスモークミートの店一番人気と言えど、ここまで美味しいとは思いませんでした。大満足。
スモークミートサンドイッチにははじめからマスタードが少量かかっていて、テーブルにはケチャップとマスタードが用意されています。
肉好きの私にはマスタードさえも不要に思えましたが、味を変えたい人にはおすすめです。
シュワルツのスモークミートサンドイッチ持ち帰り&行列せずに食べられる裏技
シュワルツのお店の前には行列ができているので分かりづらいですが、右側の看板の下がイートインの入り口で、左側は持ち帰り専用の入り口となります。お店の前に行列が出来ていても持ち帰りが行列になることは殆どないそうです。
シュワルツの持ち帰りようメニューは、イートインで食べるものと同じHOTと、真空パックになっているものがあります。
しかも実はこの持ち帰りようの店舗にもカウンター席があるので、そこで出来立てを食べることもできるとのこと。急いでいるかたにはおすすめの方法ですね。
モントリオール土産にシュワルツのグッズ
本当はシュワルツのスモークミートをお土産に持ち帰りたいところですが、日本は加工肉の持ち込みができないので不可能。
お店にはシュワルツのスパイスやピクルスなどが販売されていました。この写真はイートイン用の店舗の写真。
隣の持ち帰りよう店舗にはお土産に買えるスパイスに加えて、マグカップやティーシャツなどシュワルツのオリジナルグッズもあります。オリジナルグッズの一部は公式ページのこちらに掲載されていたので参考まで。
いやぁ美味しかったですねー。
もともと肉が好きということもありますが、想像していた以上に美味しかったシュワルツのスモークミートです。ごちそうさまでした!!!
モントリオール スモークミートのシュワルツ 営業時間など
住所:3895 Saint-Laurent Blvd | North of rue Prince-Arthur, Montreal, Quebec H2W 1X9, Canada(地図)
電話:+1 514-842-4813
営業時間:日曜日から木曜日8時00分~0時30分/金曜・土曜日8時00分~1時30分
スモークミートなどのホットフードは10時半から
公式サイト:http://schwartzsdeli.com/
*本記事はカナダケベック州観光局のプレスツアーでの記事になります。