夕暮れ時がおすすめ「九份」観光地図やおすすめの撮影スポット~台湾旅行観光

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「千と千尋の神隠し」の世界観~台湾九份観光

友人のおすすめで行った九份。しかも夕方がおすすめということで、夕暮れどきを狙って九份に向かいました。

九份の読み方は日本語では「きゅうふん」と言っているところもありますが、現地では「カウフン」。でもタクシーの運転手さんの発音では「ジュフン」とも聞こえました。英語表記ではjiufenとなるそうです。

九份への行き方

九份には観光ツアーも出ているようですが、台北からの電車とバスを乗り継いだりして行くこともできます。しかし私たちは時間を有効に使いたく滞在していた士林市場の前からタクシーに乗って行きました。行きは1200元(約4320円)メータータクシーだったのでボラれることはありませんでした。

 

帰りはバスやタクシーの待機場から拾ったのですが、運転手さんが相乗りでの値段交渉をしてきます。行きがメーターで1200元だったという目安があったので、帰りは1人300元と言われたタクシーに乗車。日本からの大学生らしい女子旅の4名との相乗りです。

 

九份への道は箱根の山のようにくねくねしているので、バスよりタクシーで良かったと思いました。士林から九份への所要時間は行きは1時間14分、帰りは1時間11分でした。夕方なので多少渋滞はありましたが、だいたい1時間前後で行けるようです。

 

九份観光の地図とトイレの場所

タクシーを降りたのは右側のセブンイレブンのある場所です。そこから基山街(九份老街)に入って行き(地図でいうと左側に進む)、赤い十字があるところではじめは右側に行き、名物のいも団子を食べ、その後に戻り赤い十字の下に進む順路で歩いてきました。

公共のトイレはスタート地点のセブンイレブンのところと、赤い十字のところ、あとはカフェなどを利用したときに店のトイレを利用するという方法もあります。

九份の地図マップ 九份観光おすすめ

 

基山街(九份老街)は狭い道の両脇に飲食店やお土産屋さんなどが並んでいます。山間にある街「九份」なので、道はどこも狭く迷路のように入り組んでいます。その分、足場の悪い石段のところも多くあるので注意が必要ですね。

 基山街(九份老街)九份観光おすすめ地図

私たちが食べたピーナッツアイスクリームロールの店も基山街(九份老街)に入り5~6分歩いたところにありました。

砕けたナッツとプルプルの皮に包まれたアイスが絶品!「阿珠雪在燒」九份~台湾旅行グルメ

 

飲食店は席があるお店もありますし、食べ歩き用の美味しいものを売っているところもあります。

 

お土産やさんには、千と千尋の神隠しの関連グッズも多くありました。

九份観光おすすめお土産

 

可愛い犬。行きに見かけたときは静かに一人でふらふらしていましたが、帰りに見たら飼い主らしき人に抱きかかえられぶら~んぶら~んとずっと揺らしてもらっていました。まともに撮れていない写真ですが、ちょっと可愛いかったので自分の記憶のために残しておきます。

 

九份名物のタロイモ団子を食べたのは、地図の赤い十字から上に登ったところです。

九份名物の芋団子「阿柑姨芋圓」〜台湾旅行グルメ

 

 

ライトアップされてからの九份がおすすめ

友人が「九份には夕方に行くのがいい」と言っていた意味がわかりました。日が落ちてきたら提灯に明かりが灯り、雰囲気がガラッと変わります。なんとも言えないアジアンチックな雰囲気です。

九份観光おすすめ写真スポット

 

九份は千と千尋の神隠しの舞台?

九份はもとは静かな山間の小さな街だったところ、19世紀後半から20世紀前半にかけて金山として栄え一気に人が集まり、賑やかな街になったそうです。しかし1900年代の後半からは採掘量が減り1971年に閉山。その後、暫くは静かな街に。

 

そして1989年に公開された台湾映画「非情城市」の舞台になったことで注目され、続いて2000年代になってからは「千と千尋の神隠し」の舞台ではないかという話も出てきて、日本人観光客も一気に増えたそうです。

 

「千と千尋の神隠し」の舞台ではないかという話に関しては、ネットで調べる限りではどこに書かれている情報も「噂」とか「と言われているそう」となっているので、定かではありません。「茶藝館で宮崎駿監督がお茶を飲みながら構想を練った」という説も見かけました。

 

千と千尋の神隠しの湯婆婆の湯屋とイメージが似ていると言われていて、日本人観光客の人気撮影スポットになっているのが、こちらの茶藝館「阿妹茶酒館」。あいにくこの日は霧がかかっていたので、イメージわかないでしょうか(笑)

九份観光おすすめ撮影スポット 地図

 

契約している著作権フリーの素材を使ってご紹介しますと、この景色が千と千尋の神隠しの舞台ではないかと言われているそうです。(この1枚のみ素材集からの写真)

ライトアップされた九份

 

実際に私が観たのはこの景色。濃霧の中でも千と千尋の神隠しに関係なくても、雰囲気はいいです。観光スポットとしておすすめ。

 

こちらが台湾映画「非情城市」の名シーンに出てくる階段とのこと。そのシーンを知らなくても十分に見応えがある景色です。その分、撮影スポットにもなっていてかなり混み合っています。

九份観光おすすめ撮影スポットと地図。トイレ事情

 

ライトアップされた提灯が交差する景色が本当に美しい。

 

かつては金鉱だった九份、「黄金博物園区」として資料館や日本統治時代に建てられた建造物などが残されたエリアもあります。坑道の中に入ることができる箇所もあるようなので、次回はそのあたりもゆっくり観る時間をとって行きたいと思います。

 

 

 

九份観光のおすすめ所要時間

一緒に行った友人は九份に来たことがあったものの私は初めての九份観光でした。友人に連れられるかたちで道に迷うことなく、全体を歩いて2箇所で食べてトータル約2時間、九份に滞在していました。

九份に初めての人、そしてお店もじっくり見たいという場合は3時間あるとよいのではないでしょうか。

ここまで来て良かったと思わせてくれる景色を観られる九份。友人に言われていたように夕暮れ時がおすすめですね。

 

(*)情報は掲載時または旅行した日のものとなります

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