イギリス入国に必要なETA 取得の方法やエラーが出たときの対処法

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2025年1月からイギリスの入国に必要になったETA

ETAエラーが出るときの対処法

 

現在、イギリスへの渡航準備で重要なことの一つに、ETA(electronic travel authorisation:電子渡航認証)の取得があります。ETAがないとイギリスに入国できないのです。ETAの取得方法やエラーが出たときの対処法、注意点などをご紹介します。

 

1. イギリスETAはいつから必要になったか

日本国籍を持つ方が、観光や短期ビジネスなどのビザなし渡航でイギリスに入国する場合、2025年1月8日からETAの取得が義務化されています。
これは、イギリス政府による入国管理のデジタル化・セキュリティ強化を目的とした新しい制度で、これまでビザなしで入国できていた方も、原則として事前にETAを申請・取得する必要があります。

 

2. ETAの申請にかかる費用はいくら?

ETAの申請費用は、イギリス政府の公式サイトで申請する場合、1人あたり16ポンド(約3,200円 2025年9月現在)です。

(補足情報:2025年1月の導入当初は10ポンドでしたが、2025年4月9日以降の申請分から16ポンドに値上がりしています)

支払いは、クレジットカード、デビットカード、Apple Pay、Google Payなどが利用可能です。

 

3.ETAの有効期限は?

ETAは申請が承認された日から2年間有効です。ただし、パスポート番号と紐づけられているので、ETAの有効期限内にパスポートの更新などで番号が変わった場合は、再度ETAを取得する必要があります。

 

4.ETA取得に必要なものは?

ETAは公式のウェブサイトか、公式のスマートフォンアプリから申請するようになります。申請には、パスポート、メールアドレス、支払い手段、そしてパソコンかスマートフォンが必要です。

 

5.ETA取得時の最大の注意点

ETAに限らず、近年、入国カードなどが電子化されている国が増え、それに伴い高額な手数料をとって代行したり、代行しているふりしたまるまる詐欺のサイトなどもあります。、「イギリス ETA 申請」などのキーワードで検索すると、イギリス政府の公式サイトと見分けがつきにくい申請代行業者や、悪質な詐欺サイトが上位に表示されるケースが多発しています。

必ず政府公式のサイトから申請するようにしてください。

https://www.gov.uk/eta#who-will-need-an-eta

 

6.イギリスETAの日本語訳ページ

イギリス政府ETAの申請ページはすべて英語になります。パソコンで公式のWEBサイトならページ全体の翻訳機能を使えばわかりやすいですが、「イギリスETAはアプリのほうが申請しやすい」ということを、いくつかの口コミで見ていましたので、私はスマートフォンにアプリをダウンロードして実行しました。

 

その際に参考になったのが、以下のページです。

大阪にある旅行代理店などを運営している ARC three internationalという会社が公開してくれている、イギリスETAの申請の日本語解説ページです。

https://holidays.arc3.co.jp/wp-content/uploads/2024/12/5618f926ef8d86407e5072f6c24e62a6.pdf

2025年9月現在は、こちらのページがいちばん分かりやすく日本語解説をつけてくれていました。

 

7.イギリスETA アプリ申請でエラーになった

今回、2名分をAndroidスマホとiPhoneで申請しました。申請事項を入力するところはすいすいと進んだのですが、顔写真を撮るところで、Androidスマホのほうが進まい事態に…。

顔のスキャンのあと白黒の顔の画面になります。その後に、顔写真を撮影するのですが全く反応せず顔を動かしても、何かを押すようなボタンが出てこなかったのです。写真を撮る場所が暗いのかとか、背景が悪いのか等、いろいろ変えて試したのですが無反応が続く…。

Androidは最新版にアップデートしてあるし、対処することがありません。

 

iPhoneで申請したほうは、同じ段階でシャッターボタンが出たので、ボタンを押して撮影したらすんなりOKでした。

ETAの申請はパスポート番号に紐づけられるのであって、アプリには紐づけられないと勝手に考え、同じiPhoneのアプリでもう1名分も申請してみたら、すんなりいけました。

Androidスマホの何がいけなかったのか不明ですが、一つのアプリで複数回申請できるという事実だけご報告します。

 

この他、ETA申請がスタートした当初は、iPhoneの場合クレジットカードで申請するとエラーが出るけれど、ApplePayだと申請できたという事例がいくつか報告されていました。現在は解消されているようです。

イギリスETA申請をするときに何かエラーが出たら、エラー内容や症状をネットで検索してみるとよいかもしれません。

 

8.イギリスETA 承認されるまでの時間

イギリスETAを申請してから、承認がおりるまで2分ほどでした。気づいたら“Your ETA application has been approved. You can now travel to the UK.” (あなたのETA申請が承認されたから、英国へ旅行できますよ)というメールが来ていました。

イギリスETA 日本語

 

(*)情報は掲載時または旅行した日のものとなります
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