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バンコク観光おすすめ 3大寺院の一つ「ワット・ポー」
仏教国であるタイにはたくさんの寺院がありますが、その中でも格式が高いとされているのがバンコク三大寺院。バンコクに行ったらぜひとも訪れたい場所です。
その中の一つ「ワット・ポー」は、アユタヤ王朝時代にラーマ1世が僧侶が法を学ぶための場として建造した古い寺院だそうです。
絵に描いたようなタイの美しい建造物が並びます。
入場料を払ってすぐのところにあったKong。鳴らすといいことがありそうですね。
訪問したのは土曜日。本堂は靴を脱いで入るため入り口は多少混み合っていましたが、中はさほど密集はしていませんでした。
いきなり出迎えてくれるのが涅槃仏(ねはんぶつ)。写真では伝わりづらいですが、かなり大きいです。
この涅槃仏に関してはネットの情報サイトではラーマ1世が造ったとするものと、ラーマ3世がというもの2つありました。しっかり時間をかけて調べたらその真偽を追記したいと思います。
涅槃仏とは釈迦が入滅する姿で、目が開いているものは最後の説法をしているところ、目を閉じているものは入滅した姿と言われているそうです。
涅槃仏の前にも涅槃仏。そしてその前にも涅槃仏。
建物全体に広がる涅槃仏に目を奪われがちですが、壁や天井も美しく、額に入った絵画が掛けられていたり、壁自体に絵が描かれているところもありました。一つ一つ見ていくと、かなり意味が深そうです。
どうやっても1枚の写真に収めづらい巨大な涅槃仏。全長49m、高さ12mというサイズ。
注目すべきは足の裏。仏教の世界観を表した絵が108枚並べられています。
貝殻を研磨して模様にはめ込んで作ったそうで、近くで見るとその美しさに圧倒されます。
反対側(背中側)に回って見えた頭の後ろ。どこを見ても細かい作りであることに感動します。
ワット・ポーで煩悩を捨てるための108の壺
涅槃像の背中側に来るとズラッと壺が並んでいます。この壺は108あるそう。
そしてその横に20タイバーツ(約84円)を支払うとタイの硬化サタンが入ったものを渡されます。
周りの人がやっているのを見よう見まねで硬化を壺に入れていきました。
途中で近くにいた日本人の方の話で「最後にぴったり硬化がなくなるといいことがあるらしいよ」というのが聞こえてきて、意地になって最後の108個目の壺に合わせたのですが、真偽の程はわかりません。帰国後ネットで調べましたが、そのような情報は見つかりませんでした(笑)
多くの情報では108の壺に硬化を入れていくことで煩悩が消えるそうです。108の壺には入れたので、きっと煩悩は消えていることでしょう。
外に出たら人が塔のメンテナンスをしている様子。
望遠で寄ってみたらなかなかスリリングな様子でした。
タイ古式マッサージの総本山
ワット・ポーはラーマ3世に医学の府とされ、タイ古式マッサージの総本山となっているそう。
ワット・ポーのタイ古式マッサージについてはこちらのページに日本語で情報が掲載されています。
次に行く機会があったら、ぜひ総本山でタイ古式マッサージを受けてみたいです!
ワット・ポー 住所・入場料など
住所:2 Sanamchai Road, Grand Palace Subdistrict, Pranakorn District, Bangkok 10200
2024年7月現在
入場料:300タイバーツ(約1,260円)
オープン時間:8:00~19:30
【参考サイト】ワット・ポー|タイ国政府観光庁
108つの煩悩を捨てる鉢
お釈迦さまの足の裏から背中側へ回ると、長く伸びた廊下にずらりと並べられた108つの鉢があります。希望者は脇にあるデスクでアルミの入れ物に入ったサタン硬貨を購入(20バーツ)し、それを順々に鉢の中に喜捨していきます。サタン硬貨はここでは煩悩の象徴であり、硬貨が鉢に入れられた時に響き渡る音は、煩悩が消えていく音が聞こえるようです。サタンはバーツ以下のお金の単位で日本でいう円以下の○銭にあたる硬貨です。