「笑味の店」大宜味村で本物の沖縄料理ランチとお土産に伝説のたれ

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大宜味村のランチは国道58号沿いの「笑味の店(えみのみせ)」がおすすめ

那覇市内から海岸線58号を北上し大宜味村に入ると右手に見えてくるのが小さな「笑味の店(えみのみせ)」。小さいながらもその佇まいは目にとまりやすい存在です。

飾り気のないお店の様子に初めての人は戸惑うかもしれませんが、そこには勇気を出した人だけが味わえる本物の沖縄料理があります。

笑味の店 えみの店 大宜味村 ランチ
58号線沿い 笑味の店 2017年撮影

ここは管理栄養士であり学校の栄養指導をしていた金城笑子(きんじょう えみこ)さんが約30年前にオープンさせたお店で、自分の畑で採れた野菜を中心に大宜味村の食材を使ってお母さんたちが手作りした沖縄料理を食べられる食堂です。

 

私が初めて笑味の店の存在を知ったのは2005年。友人が使っていた笑味の店のオリジナルのたれ「笑味たれ」に興味を持ったのがきっかけでした。(笑味たれは後述)

 

金城笑子さんの食に対する考え方に感銘を受け、翌年の2006年に念願叶って笑子さんと笑味の店を取材するお時間をいただき、大宜味村まで行ったのが初めての笑味の店への訪問です。

 

笑味の店の入り口には、大宜味村のシークヮサーについて、そして大宜味村には80歳や90歳になっても元気に畑で働いている「おばぁ」がいること、そんなおばぁたちがゆっくり育てた島野菜のことを伝えたくて笑子さんが「笑味の店」をオープンさせたと書かれています。

 

笑子さんの畑では青空の下、太陽の光をいっぱい浴びた野菜たちが元気よく育っているのが印象的でした。
「この野菜を毎日食べたら健康でいられる!」そう思わせてくれる野菜たちです。

大宜味村ランチおすすめ笑味の店
2006年取材時に撮影した笑子さんの畑

 

自宅を改装して作られた笑味の店は南国の食堂のイメージで、大宜味村でランチするにはおすすめの雰囲気。

大宜味村でのランチにぴったりの雰囲気な笑味の店
大宜味村でのランチにぴったりの雰囲気な笑味の店

 

笑味の店 でのランチ

笑味の店はランチタイムのみの営業。大宜味村の自然の恵みをたっぷり使った、大宜味村のお母さんたちによる手作り沖縄料理です。

 

笑味の店の長寿膳(要予約)

こちらは取材当時の2006年にいただいた笑味の店の長寿膳。そのとき一番美味しい食材を使った沖縄料理なので、内容は季節によって変わるそうです。(長寿膳の現在の価格は1,750円)

大宜味村ランチ食堂 沖縄料理
長寿膳(2006年撮影)

沖縄料理と言えば、今や東京でも簡単に食べることができますが、長寿膳はそれとは全く違う本物の沖縄の郷土料理の味です。

 

ハンダマーのお味噌汁。

長寿膳の味噌汁(2006年撮影)

 

こちらはシークヮサーを練りこんだ黄金麺(くがにめん)。味も香りも涼やかな麺です。
以前は黄金麺の乾麺も販売されていたのですが、今はどうだろう…確認できていません。すみません。

笑味の店 シークヮサー麺 大宜味村ランチ
シークヮサーの黄金麺(2006年撮影)

そして長寿膳のデザート。サータアンダギーの美味しさも格別です。

長寿膳のデザート(2006年撮影)

 

 

まかちぃくみそぅれランチ(1,100円)

先日、知人のMr.Tanakaがご家族で大宜味村を旅行した際に笑味の店に行ってくれ、そのときの写真をお借りしました。

こちらが Tanakaファミリーが召し上がった「まかちぃくみそぅれランチ」
沖縄の言葉で「まかちぃくみそぅれ」とは「おまかせください」という意味なので、おまかせランチですね。

大宜味村 笑味の店ランチ
撮影Mr.Tanaka 2019.7

じゅーしー(沖縄の炊き込みご飯)と五穀米のおむすび。ラフテー(豚の角煮)、左側に黄金麺ともずくの小鉢、ゴーヤーチャンプルーやサータアンダギーも見えますね。

お子さまたちにも楽しんでいただけたようです。

撮影Mr.Tanaka 2019.7

 

店内に大きく掲げられている「まかちぃくみそぅれ」
「季節ごとの材料を使いますので内容が変わります。どうぞお楽しみ下さい」

大宜味村ランチおすすめ 笑味の店
「まかちぃくみそぅれ」は沖縄の言葉で「おまかせください」   2006年撮影

 

 

お土産におすすめ!テレビで伝説のたれと紹介された「笑味たれ」

こちらが私が笑味の店を知るきっかけになった「笑味たれ」。大宜味村のシークヮサーや、ウコン、にんにくなどがたっぷり入った、お店のお母さんたちによる手作りのたれです。
大宜味村 土産におすすめ 笑味のたれ

2005年に初めてこの笑味たれに出会ってからブロガー友達と笑味たれだけのレシピブログを作ったりオフ会を開いたりしていました。

それがいつのまにか話題となり、TBSのはなまるマーケット他テレビ番組で「伝説のたれ」とまで紹介されるほどに。そのときの流れはこちらのページにまとめています。

 

道の駅おおぎみでも買える笑味たれ

現在、笑味たれは笑味の店か、道の駅おおぎみで購入することができます。

道の駅おおぎみ 2017年

笑味たれは一口でその美味しさの虜になるのは間違いなし。焼いた肉につけたり、炒飯やサラダ、冷奴、炊き込みご飯など使えば使うほど、料理のアイデアが湧いてする万能調味料です。

なによりも大宜味村の自然の恵みがたっぷり詰まった笑味たれは「一食の価値」あり!

 

 

笑味の店は那覇空港からだと車で約1時間半。少し距離はありますが、本物の沖縄料理とは何か知ることができる貴重なお店です。

 

 

笑味の店 営業日と予約について

住所:沖縄県国頭郡大宜味村字大兼久61
電話:0980-44-3220

笑味の店の定休日は火水木。要するに営業日が金土日月です。

ご紹介した長寿膳以外は予約なしでも大丈夫ですが、団体客が入る日もあるようなので、事前に予約をしてから行ったほうがいいかと思います。

大宜味村ランチ 笑味の店 営業時間

笑味の店 営業時間
(売店)9時〜17時
(食事)11時30分から17時(ラストオーダー16時)

笑味の店 駐車場
58号線から見るとお店の裏にまわったところに駐車場があります。

撮影 Mr.Tanaka 2019.7

笑味の店公式サイト

 

おばぁの畑で見つけたもの土と海と人が育てた沖縄スローフード(著:金城笑子)

写真左:2006年取材時の金城笑子さん

 

 

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(*)情報は掲載時または旅行した日のものとなります

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