「観瀾亭」伊達家の茶室で日本三景松島を眺めながらお抹茶をいただく:松島観光おすすめ

スポンサーリンク

松島観光おすすめの「観瀾亭」

松島海岸駅から松島海岸へと進むと遊覧船乗り場の手前にあるのが「観瀾亭」です。松島観光のおすすめというと瑞巌寺や五大堂、松島海岸での遊覧船が挙げられますが、実際に行ってみてここ観瀾亭も松島の美しさを堪能できるおすすめの場所でした。

 

この観瀾亭とは松島町の公式ページの解説によると

この建物は文禄年中に豊臣秀吉から伊達政宗が拝領した伏見桃山城の一棟で、江戸品川の藩邸に移築したものを二代藩主忠宗が一木一石変えずこの地に移したものと伝えられています。

 

ということで2度も場所を変えてまでも守られてきた、貴重な建物ということになります。

 

松島海岸遊覧船チケット売り場の手前、国道45号線から階段を上がったところにあるのが観瀾亭です。

 

日本遺産・国の重要文化財・宮城県指定文化財である観瀾亭

国の重要文化財であり、日本遺産「政宗が育んだ伊達な文化」の構成要素でもある「観瀾亭」

 

枕歌松島を眺望する地に、藩主が宿泊、休憩する御仮屋の御殿として建てられたもの。ふすまの濃絵の障壁画は桃山時代の特徴を良く表している。

 

 

伊達家の茶室でお抹茶を頂くことができる観瀾亭

ここ観瀾亭に来たのであれば外せないのが、伊達家の茶室で松島海岸を眺めながらお抹茶をいただくことです。「観瀾亭」の拝観料200円(大人)を支払うところで、お抹茶(別料金)をお願いすると席へ案内してもらえます。

 

 

観瀾亭 メニュー

観瀾亭の拝観料を支払うブースにメニューがあるのでここでオーダー。コーヒーやジュースもありますが、ここはやはりお抹茶をいただきたいですね。観瀾亭のメニューはお抹茶にセットになっている菓子によってお値段が500円から700円となっています。

 

お抹茶がいただける室内はストーブがついています。室内ですが、縁側との間のふすまは開いているので松島海岸を観ることは可能です。

 

縁側の席ならさらに松島海岸を堪能しながらお抹茶をいただくことができます。

 

松島観光おすすめ観瀾亭メニューと席

 

観瀾亭、縁側の席に着いて見えてくる景色がこちら。さすが日本三景である松島。絶景です。

 

席に着いて待つこと5~6分で出てきたのがこちら。お抹茶とずんだ餅のセット(700円)にしました。

観欄亭 観覧亭メニュー お抹茶

 

ずんだをたっぷりまとったずんだ餅。濃厚で柔らかで美味しい!

 

松島の絶景を眺めながら頂くお抹茶は、日本の伝統美を堪能できる時間です。

 

 

国の重要文化財である観瀾亭の障壁画。障壁画自体は撮影禁止でしたので、こちらの解説書を。この和室の奥に見事な障壁画があります。

 

昭和天皇皇后両陛下の御製

敷地内には昭和30年に昭和天皇皇后両陛下がいらしたときの御製があります。

 

セコイアの化石

世界で最も長寿のスギ科の植物であるセコイアの化石。明治9年に明治天皇がいらしたときにご覧いただくために青葉城より移植したものと解説されています。


 

松島博物館

奥にあるのが松島博物館です。

 

松島真景図

 

仙台城本丸の大広間障壁画 鳳凰図

 

奥の細道

奥の細道の旅程や地方での人との交流についての交遊が詳しく解説されています。

松島博物館は地味な建物の作りとなっていますが、展示されているものをしっかり見て行くとかなり興味深いものが並んでいますので、ゆっくりと時間をとって行かれることをおすすめします。

 

観瀾亭 住所・営業時間など

住所:宮城県宮城郡松島町松島町内56
松島海岸駅から徒歩約5分
電話:022-353-3355
営業時間:4~10月 8時30分~17時00分/11~3月 8時30分~16時30分 (お抹茶おラストオーダー時間は早めです)

拝観料:大人200円、高大生150円、小中生100円(お抹茶代は別)

(*)情報は掲載時または旅行した日のものとなります

「仙台・松島旅行ブログ 」カテゴリの関連記事