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日本庭園も紅葉ライトアップも美しい松島「円通院」
松島海岸駅から徒歩6~7分。別記事でご紹介した「瑞巌寺」の奥にあるのが、今回ご紹介する「円通院」です。今回初めて行ってみましたが、日本庭園が美しく、人も少なく、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。
日本遺産に認定され、国の重要文化財にも指定されている円通院は縁結びのパワーがあったり、数珠の手作り体験ができたりと、盛だくさんの内容です。
伊達政宗の孫、光宗の霊廟として、正保4年(1647年)に、瑞巌寺第100世洞水和尚により建立され開山されたもの。
茅葺き屋根の薬医門(山門)は松島町の重要文化財に指定されているそうです。
願い事を書いて奉納する円通院の縁結びこけし
円通院の拝観料を収める入り口の横に、こけしが置かれています。このこけしに願い事を書いて奉納すると願いが叶うそうで、縁結びの力もあるのだとか。門をくぐると横に奉納する「縁結び観音」があり、そちらに奉納するようになります。
見事な日本庭園の円通院
円通院に入りすぐに目に入ってくるのは美しい日本庭園。
平日ということもありましたが、人が殆どいなくて本当に静かな時間が流れていました。
聞こえてくるのは鳥のさえずりだけで、心穏やかな時間を過ごすことができます。
白砂利と苔の生えた岩で現わしているのは、日本三景「松島」だそう。
今回の松島旅行は12月の初旬だったので紅葉の時期は過ぎてしまっていたのですが、見事な紅葉だったのだろうと思わせてくれる紅や黄色の落ち葉がじゅうたんのように広がっていました。
紅葉の最盛期には円通院は紅葉のライトアップもしているそうです。
国の重要文化財「三慧殿」
奥に出てくるのが伊達光宗を祀る「三慧殿」。二代仙台藩主である伊達忠宗が、息子である光宗の死を悼み建てたものと言われているそう。宮城県最古の霊屋建築で、国の重要文化財にも指定されています。
バラ寺と呼ばれる円通院
厨子に描かれているものの解説が掲示されていました。この厨子には支倉常長が西洋から持ち帰ったと言われているバラの絵が描かれ、円通院がバラ寺と呼ばれている所以でもあるそうです。
「三慧殿」の前にはバラの季節には満開となるバラ庭もありました。
円通院 本堂
何故か…理由は分からないのですが、円通院本堂の写真がない…。スマホ2台を持ち歩いているのですが、どちらのスマホにも写真がありませんでした。公式サイトでご覧ください。
円通院の数珠づくり体験
円通院で人気のアクティビティ、数珠づくり体験
円通院では数珠づくりを体験することができます。使う数珠は円通院の本尊「聖観世音菩薩」で供養した天然石・プラスチック・ガラスの数珠だそう。
好きな数珠を組合わせて作る数珠、いいですねー。
体験料は数珠の素材によって変わってきますが1,000円から。予約不要で、所要時間は約20分でできるそうです。
円通院の洞窟
瑞巌寺と同じように、円通院の中にも洞窟遺跡がありました。約700年前に作られたものと言われているそう。この洞窟の中の供養碑をライトアップすることもあるそうです。
円通院:場所・営業時間など
住所: 宮城県宮城郡松島町松島町内67
(アクセス詳細)
拝観料:大人300円(団体料金あり)
時間:4月~10月下旬8:30 ~ 17:00/10月下旬~11月8:30 ~ 16:30/12月~3月9:00 ~ 16:00
≫≫ 公式サイト
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