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ローレンシャンは高原の紅葉だけじゃない!観光グルメお土産全てで満足できるリンゴ農園〜Apple Shack Labonte de la Pomme(ラ ボンテ デラ ポム)
高原の紅葉で有名なローレンシャンの中でも、遅くまで紅葉が楽しめると人気な地域がオカ。修道会で作られたオカチーズでも有名な土地です。
今回はローレンシャンのオカにあるリンゴ農園Labonte de la Pomme(ラ ボンテ デラ ポム)にお邪魔しました。
ローレンシャンの自然の恵みがギュッと詰まったリンゴ農園「ラ ボンテ デラ ポム」
目でも舌でもその宝物を楽しむことができるLabonte de la Pomme。
青空の下、真っ赤なリンゴが実った農園を案内してくれるのはこちらのマダム。赤いシャツがコーディネートされているマダムの笑顔と言葉の端々から、農園への愛情を感じることができました。
Labonte de la Pommeはこちらのお母さんと旦那さん、そしてお子様たち(女性2名・男性1名)の家族を中心にしてやっているリンゴ農園で、リンゴ以外にも蜂蜜やメープルシロップも作っています。
今回の視察をギュッと1分にまとめたショートムービーがこちらになります▼
時間をかけて丁寧に作られるメープルシロップ
農園の片隅にあるメープルシロップ小屋。小さいのに存在感抜群の可愛らしさです。
こちらが楓の木に打ち込むスパイル
スパイルを伝って楓の木からメープルウォーターが流れ出てバケツに貯まります。
溜まったメープルウォーターをこの機械で煮詰めてメープルシロップを作ります。40リットルのメープルウォーターを時間をかけて煮詰め、できあがるメープルシロップは1リットルだけだそう。とっても貴重なメープルシロップですね。
トラクターに乗ってリンゴ農園へ
イケメンファーマーの運転するトラクターに乗っていざリンゴ農園へ
トラクターの後ろにある荷台に乗って連れて行ってもらいます。
2台の荷台はこれで連結されていて、カーブもうまく曲がるんです。
両脇にリンゴの木が続く道をゴトゴト。ドナドナ…
青空の下、真っ赤なリンゴが実る農園の360度画像です。画面を触っていただくと上下左右と全天球ご覧いただけます。
こちらがケベック州で一番多く作られている品種のリンゴ「マッキントッシュ」。マッキントッシュは元々ケベック州の隣オンタリオ州で名づけられたリンゴですが、ケベック州では一番多く作っているのですね。マッキントッシュはその後、日本にも渡ってきて日本名は「旭」として市場に出ています。
ローレンシャンのリンゴ狩りを楽しもう!
お子さま連れてリンゴ狩りに来ている近所のお母さんや、ピクニックエリアにはファミリーで来ている人もたくさんいました。
「リンゴ狩りなんて日本でもできる」と思ってしまったら損!
どこまでどこまでもリンゴの木が続く広大な農園で体験するリンゴ狩りはなかなか日本では体験できないものですよ。
真っ赤に色づいたリンゴを手に取るだけで、甘い香りに包まれます。自然の恵みって素晴らしい。
途中には楓の木が並んでいました。マダムが採ってくれた楓の葉。I am Canadian と言わんばかりの堂々とした整った楓の葉です。
ローレンシャンの自然の恵みをお土産に。Labonte de la pommeの売店は誘惑がいっぱい
Labonte de la pommeの小屋にはフレッシュフルーツやメープルシロップなどの加工品を買える売店があります。
小屋いっぱいに広がる甘〜いフルーツの香り。これだけでも贅沢な空間です。
フルーツはリンゴだけでなく梨や葡萄などいろいろ
瓶もオリジナルでロゴが刻印されています。ローレンシャンのお土産におすすめ!
メープルシロップだけでも何種類あるのか分かりません。
そしてとにかくディスプレイが可愛い
考えつくされ完成されている店内です。
あれもこれも欲しくなってしまうのは必至。悩みに悩んでこちらをお土産に買いました。
メープルバターとリンゴのジュレ: ローレンシャン土産おすすめ
メープルバター 9.5ドル(約760円) / リンゴジュレ 7.5ドル(約600円)ともに212ml。どちらもマダムおすすめの品。
メープルバターといっても乳製品のバターではなく、メープルウォーターをメープルシロップ以上に煮詰めてとろっとろにしたものです。パンにつけたりヨーグルトやアイスクリームにかけるのはもちろん、今回のケベック旅行で覚えた、肉を煮るときに使ったり、魚を焼くときに使ったりもできる調味料としても優秀な品ですね。
メープルキャンディ : ローレンシャンお土産
メープルシロップをギュッとかためたメープルキャンディ 3.5ドル(約280円)も2本お土産に購入。決して甘すぎることがなくメープルの美味しさを楽しめるキャンディです。
Labonte de la pomme 最高のホームメイドランチ
Labonte de la pomme 自慢のホームメイドランチです。Apple Shack(リンゴ小屋) で昔から食べられていたカナダ料理の数々。
もちろん農園でとれたリンゴやメープルシロップ、そして蜂蜜が使われています。
リンゴ農園の公式サイトにお料理の様子の動画がありましたので、そちらをリンクしてご紹介します。
今回いただいた最高のおもてなしがこちら。
自家製 アップルサイダー
食前酒のように出てきたのはノンアルコールのアップルサイダー。自然の甘みが食欲を刺激します。
Grilled salted pork
豚の皮と脂の部分を揚げて塩をふったものです。日本で言えばお通しに出される枝豆のような役割。
カリッとしていて食べだしたら止まらない、バケツを抱えて独り占めしたい美味しさです。
オカチーズのグラタンを挟んだワッフル
ワッフル料理もApple Shack(リンゴ小屋)やSugar Shack(砂糖小屋) の伝統的なお料理だそう。
オカチーズのグラタン、スモークしたハム、リンゴがサンドされメープルシロップがかけられています。甘さと塩加減のバランスが絶妙な一品。サクッとしたワッフル生地からとろけ出る濃厚なオカチーズグラタンの美味しさもポイントです。
自家製アップルスモークソーセージ
豚肉とアップルベーコン、メープルシロップのソーセージをリンゴの木でスモークしたソーセージです。豚の旨みをメープルシロップの甘みがコーティングしている味に深みがあるソーセージ。Labonte de la pomme(ラ ボンテ デラ ポム)ではピクニックエリアの横にリンゴの木で燻すことができるスモーカーがあります。
Salmon fillet & Rainbow Trout
サーモンとニジマス。このサーモンの盛り付けを見てもLabonte de la pommeのお料理のクォリティの高さが伝わるでしょう。全てが考えつくされているリンゴ園です。
そしてサーモンもニジマスも食べた人がみな「おっ!」と目を丸くしてしまう味。とくにメープルシロップを塗りながらじっくり焼いたニジマスは旨みが逃げず、一口一口に幸せを感じるお料理でした。
メープルシロップ漬けDuck Legと焼きとうもろこし
メープルシロップキャラメルに漬けられ焼かれたアヒルの脚です。焼き加減も素晴らしい。これだけメープルシロップが使われていると甘すぎる料理と思うかもしれませんが、調味料としてのメープルシロップの使い方が絶妙なので決して甘いだけの料理ではないのです。
煮豆と季節の野菜
右奥の煮豆も伝統的なカナダ料理。メープルシロップを使って煮込まれています。右手前は西洋梨をスライスしたもの。そして左奥に何種類の野菜を使っているのか分からないほどの盛沢山なサラダです。
オカチーズとリンゴとパン
木製のプレートに無造作に置かれたオカチーズ、リンゴ、パン。自然体でこれはこれでステキです。そしてもちろんどれも美味しい。
コーヒーにメープルシロップ
食後のコーヒーにメープルシロップを入れてみました。控えめで自然な甘さが出るメープルシロップ。コーヒーとの相性は抜群です。帰国後もずっとコーヒーにはメープルシロップを入れています。
ローレンシャンと言えば高原の紅葉ばかりが注目されますが、せっかくローレンシャンまで来てそれだけではもったいない!ここLabonte de la pommeは単なるリンゴ農園をはるかに超えた、ローレンシャンでの観光もお食事もお土産も満足させてくれるおすすめの場所です。
この記事を書いている今も自宅でコーヒーにメープルバターを入れています。
Labonte de la pomme(ラ ボンテ デラ ポム)DATA
住所:405 rang de l’Annonciation Oka Québec Canada(地図)
公式サイト:http://labontedelapomme.ca/
ソーシャルアカウント: Facebook – Twitter – Instagram – Youtube
ブランチ:35ドル(約2,800円)/1人(別途子ども料金あり)
お料理の詳細、オンライン予約やベジタリアン料理等のリクエスト等こちらのページで確認できます。
リンゴ狩り・農園見学 :人数によって料金が変わってきます。アテンドなし予約なしでの訪問も可能です。リンゴ狩りは季節が限られています。リンゴ狩りの詳細はこちらのページで確認できます。
*本記事はカナダケベック州観光局のプレスツアーでの記事になります。