100本のリンゴの木からはじまったシードル専門ミシェル・ジョドイン(MICHEL JODOIN)

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ケベックでシードルならここ!ミシェル・ジョドイン(CIDRERIE MICHEL JODOIN)

モントリオール旧市街から車で約45分、モントリオール国際空港からも車で約1時間のルージュモンに広がるリンゴ農園。ここミシェル・ジョドイン(MICHEL JODOIN)は、リンゴの生産からシードル作り販売まで手掛けるシードル専門のリンゴ農園です。

 

近づいて写真を撮ると甘い香りが漂ってくるリンゴたちがたわわになっています。

こちらがミシェル・ジョドインさん。映画俳優でもおかしくない素敵なかたです。今回はミシェル・ジョドインさん自らが工場を案内してくださいました。
1901年ミシェル・ジョドインさんのお爺さんがこの地に100本のリンゴの木を植えたのがはじまり。その後、お父さんの代を経て、ミシェル・ジョドインさんになりリンゴ農園としてではなく、シードル専門の会社へと進んだそうです。

シードル専門MICHEL JODON

 

まずはミシェル・ジョドインの様子を1分間のショートムービーでご覧ください。

 

シードル専門 ミシェル・ジョドイン 工場見学

ガイド付きツアーは予約をすれば一般のかたも参加できますが、今回はプレスツアーということもあり特別にミシェル・ジョドインさんご本人が案内してくださいました。

 

シードルづくりのスタートはこちらの機械から。リンゴを洗う機械です。ここで洗われたリンゴは自動で次の機械に送られます。

 

こちらが洗われたリンゴが送られてくる圧縮機。圧縮の強さはリンゴの状態を見てコンピューターが計算するそう。この作業をするときは24時間動きっぱなしで、1日で8000パウンド(約3600kg)のリンゴを処理するそうです。

圧縮されて残ったリンゴの皮や芯は自動でコンポストへ。

 

そして蒸留されてシードルやリンゴのブランデーとなっていくそうです。

 

ひんやりとした貯蔵庫には木樽に入ったシードルやブランデーが積まれています。

 

ミシェル・ジョドイン 試飲コーナーとおすすめのシードル

ミシェル・ジョドインではシードルやノンアルコールのアップルドリンクなどさまざまな製品を購入することができます。

 

バーカウンターのようになっていて試飲をすることも可能。

 

FAIS PAS LA MOUE。ザックリ言うと白リンゴのノンアルコールサイダー。口に含むとふわ~っとリンゴの芳醇な香りが漂ってくる甘いジュースです。

この他にピンクリンゴのサイダーや梨のサイダーもあります。

 

そしてミシェル・ジョドインさんが最も自慢であり誇りに思っているという商品がこちら。

ジュネバという種類のリンゴを使ったリンゴのアイスワイン。1月の寒さを利用してリンゴを凍結させて作るものでボトル1本につき約100個のリンゴを使うため、生産量にも限りが出てしまう貴重なアイスワインです。

 

工場を見学するときも試飲をするときも、リンゴやシードルへの深い愛を感じさせるミシェル・ジョドインさんでした。

 

 

シードル専門「ミシェル・ジョドイン」CIDRERIE MICHEL JODOIN DATA

住所:1130 Rang, La Petite-Caroline, Rougemont, Quebec J0L 1M0 カナダ(地図

営業時間:午前9時~午後5時
定休日:12/25・26と1/1・2

≫≫ 公式サイト
≫≫ Facebookページ
≫≫ Instagram

 

MICHEL JODOIN ガイド付きツアー

ガイド付きツアーは毎日1時間ごとに実施。18歳以上で予約が必要となります。
料金:5ドル(約400円)

詳細は公式サイトのこちらのページでご確認ください。

 

 

(*)情報は掲載時または旅行した日のものとなります

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