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モンテレジーからイースタンタウンシップスに続くワイン街道
ケベック州の中でも南部に位置するこの土地はモンテレジーからイースタンタウンシップスの間に現在ワイナリーが23軒並び通称ワイン街道(ワインストリート)と呼ばれています。
その先駆けとなったのが今回うかがったオーパイエー( Orpailleur )。何もなかったこの土地にきた二人のフランス人によって葡萄の木が植えられたのがはじまりです。それが1982年のこと。そこから37年経った今、ワインはケベックの重要な産業の一つとなり、ワイナリーが並ぶワイン街道ができるまでになったわけです。
ワインを求める人が集うワイナリー「オーパイエー」 Orpailleur
オーパイエーの中に入るとすぐに、マーケットが開かれている様子が目に飛び込んできました。
並んでいるのは香り豊かなリンゴ
そしてコンポートなどの加工品
もちろんワインもあります。
人々は試飲したり購入したワインを飲んだり、談笑したり
木漏れ日の下ゆっくりとワインと時間を楽しんでいる様子が印象的です。
オーパイエーの様子を1分間のショートムービーで。
ケベックワイン産業の先駆者オーパイエーの葡萄畑
1982年にこの地で葡萄作りをはじめた当初は、土も痩せていて石ころも多く、お世辞にも葡萄づくりに適した土地ではなかったそう。そこから土の改良を重ねケベック州の重要な産業にまでなるのにはどれだけの苦労があったのでしょう。
今や香り豊かな葡萄がたわわになる葡萄畑になっています。
日本では葡萄は棚に這わせて実っていますが、ここケベックでは地面に貼って育っていました。
オーパイエーで驚いたのが、共同経営者の中にショービジネス出身者やメディア出身者を起用していること。多方面のプロによって運営されているようです。
そしてさらにオーパイエー(Orpailleur )で目にして驚いたのがこの光景。
日当たりのいい場所に発酵中のワイン!!!この状態で6年間発酵させるのだそう。オーパイエーのあちこちにこのように並んでいました。
ワイン街道ワイナリー「オーパイエー」でテラスランチ
ランチ前にいくつかワインの試飲をすることができました。
そしてランチスペースはこちら。青空の下、新鮮な空気を味わいながらのランチです。
オーパイエーのワインリストとランチメニュー
見やすいメニューが公式サイトのこちらのページに掲載されていますので、気になるかたはどうぞ。
こちらのムッシュがランチにあうワインをいくつか紹介してくれました。
オーパイエー( Orpailleur )自慢のワインがこちらのグレー(GRIS)。
人にとっては赤ワインでも白ワインでもロゼでもないからグレーなのだそう。ムスカという種の葡萄を使いライチやバラの花の香りがするワインです。
500ml瓶で16ドル(約1,300円)
ランチはみんなでシェアしながらいろいろいただきました。とくにオーパイエーの赤ワインとリンゴのソースが添えられたグリルドポークが絶品!その他スモークサーモンのタルタルも「さすがカナダのスモークサーモン!」という濃厚さでした。
ワイン以外のお土産も買えるオーパイエーギフトショップ
ギフトショップにはワインはもちろんのこと、その他の商品も並んでいました。
フルーツ各種のコンポートやソース。
ワイングッズもいろいろ。
私が購入したのはこちら。アイスワイン ティー7ドル(約560円)。これがまた大当たり!葡萄の香りがする甘く奥深い紅茶です。
美味しい空気の中で美味しいワインと料理をいただけるワイナリー「オーパイエー」。
紅葉を見にイースタンタウンシップスに行かれたかたにはおすすめしたいワイナリーです。
オーパイエー(Orpailleur ) DATA
住所:1086, BRUCE ST. DUNHAM, QUÉBEC J0E 1M0 CANADA(住所)
営業時間
10/10~5/31 10am~4:30pm
6/1~10/9 10am~5pm
定休日:12月25, 26, 27 /1月 1, 2, 3
≫≫ 公式サイト
≫≫ Facebookページ
(参考)▼ワイン街道のワイナリー一覧がわかるケベック州ワイン協会のサイトです
http://cvquebec.com/
*本記事はカナダケベック州観光局のプレスツアーでの記事になります。