スポンサーリンク
士林市場はここを起点として発展した「士林慈誠宮」
士林夜市で食べ歩きをしていたら突如でてきた赤い提灯たち。翌朝早くに起きて、一人で散歩がてら改めて行ってみました。士林慈諴宮、はじめは逆から読んで宮諴慈かと思っていました。士林慈諴宮は1796年「天后宮」として作られた由緒あるお宮で、天上聖母が主神としてまつられています。
そもそも士林市場(士林夜市)は、この士林慈諴宮に集まる人によって栄えてできた市場だそうです。
さほど大きくないものの、お宮の上部にカメラでグッと寄ってみると、かなり細かい作りの彫り物でした。
お宮前には紅い提灯が掲げられています。
提灯とともに並ぶ狛犬。このあたりは日本と同じようですね。
提灯には「士林慈諴宮 天上聖母」と書かれているものが見えました。
お線香を供えるところもあります。
こちらが天上聖母さまですね。穏やかなお顔立ちです。
台湾のおみくじは面白いけど少し大変
台湾のお宮にあるおみくじは少しやり方が変わっていました。
おみくじに辿り着くまでが大変なのです。
赤い三日月の形をした「擲杯」というもの、裏は平らで表はふっくらしています。
・これを2つとり両手に挟んでまずは合掌
・自分の氏名などをいい「おみくじを引いていいか」聞くために2つを上に向けて放り投げる
・落ちた向きが表と裏1枚ずつだったら神様が「おみくじをひいていいよ」と言っているそうです(いいよと言われるまで、何度も擲杯を投げる)
・そこでようやく番号が書いてあるおみくじの棒をひける
・でもまた「この番号のおみくじでいいか」を三日月の形をした「擲杯」を投げて同じようにお伺いをたてなければならない
えらく大変そう。
でも地元の方も土曜日の朝早くからやっていました。
今回の台湾旅行で感じたのは、市場内の小さな店(屋台)でもSNSのチェックイン情報があったり、ここ士林慈諴宮も音声ガイドがありQRコードで示されているように、観光客が必要とする情報のITが進んでいるのです。だからあとからでもいろいろ調べられて、より台湾に愛着がわきます。
台湾・台北観光「士林慈誠宮」場所・時間
住所: No. 84號, Danan Road, Shilin District, Taipei City, 台湾 111
時間:6:00~22:00