南相馬市民に愛され続けている「松永牛乳」

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100年以上の歴史がある南相馬市の松永牛乳

福島県の牛乳というと酪王カフェオレが有名ですが、いわき市の木村牛乳や、ここ南相馬市の松永牛乳のように、地元で長く愛されている牛乳があるようです。

松永牛乳はこちらのページによると、創業明治40年(資料によっては明治30年や33年というのもあるそう)で、創業115年以上になります。

 

松永牛乳の看板商品 アイスまんじゅう

今回、南相馬市に行くことが決まってから南相馬市の名物をネットで検索したところ、いちばん最初に出てきたのが、このアイスまんじゅうでした。牛乳を50%以上使っているかっちりとしたアイスの中にあんこが入ったアイスまんじゅうは、60年以上南相馬っ子のソウルフードとして愛されているそうです。

 

松永牛乳、井上社長のインタビューがこちらのYou Tubeで紹介されています。

震災後に復活した松永牛乳のバニラアイス

こちらのページによると、東日本大震災と原発事故後、県外への避難を余儀なくされた井上社長が、南相馬へ戻ると決意したのは、戻らないと松永牛乳やアイスまんじゅうが無くなってしまうことになり、それに違和感を覚えたからだそうです。

そのような気持ちで戻られた井上社長ですが、子どもがいる世帯は避難先に留まっていることが多く、戻ってきているのはお年寄り世帯。しかし、前出のアイスまんじゅうは硬くてお年寄りには食べづらい。おじいちゃん、おばあちゃんちに遊びに来た小さい子どもにも食べづらい。ということで、お年寄りにも子どもにも食べやすい、長いあいだ生産していなかったバニラアイスを復活させたそうです。(詳細はこちらのインタビューページをご覧ください)

 

そのバニラアイス、わたしはたまたまホテル近くのコンビニにお茶を買いに行ったときに、買っていました。内蓋のこのシンプルな牛のイラストが可愛いですよね。

 

生乳を51%以上使っている松永牛乳のバニラアイス

南相馬 名物

 

アイスと言っても硬いアイスではなく、濃厚なクリームが少し固まったようなテクスチャ。

牛乳本来の味がして、実においしいバニラアイスです。

 

松永牛乳のカスタードプリンと醤油プリン

そして、セデッテかしまで購入した、松永牛乳のカスタードプリンと、同じ南相馬の老舗「若松味噌醤油店」とコラボした「俺たちの醤油プリン」を購入しました。ともに430円(税込)

 

どちらも実においしい。全国区で販売してほしい味です。カスタードプリンは濃厚な卵と牛乳の味がストレートに伝わってくるおいしさ。そして醤油プリンは奇をてらっているようで、食べてみると実に自然な甘さ。何年も前から食べ慣れているいような味を感じさせながら、実は新しい味という感覚です。

 

こちらも常温で持ち歩けるので、南相馬のお土産としておすすめです。

南相馬 お土産 松永牛乳

 

松永牛乳のステッカー

南相馬のお土産がいろいろ売っている銘醸館には松永牛乳のステッカーがありました。

「のんだら乗るな のむなら牛乳」

 

(*)今回の南相馬への旅は #南相馬市PR #南相馬米 のお仕事で呼んでいただいたものとなります。

(*)情報は掲載時または旅行した日のものとなります

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