ケベックシティのランチはシュガーシャック（砂糖小屋）を模した人気のレストラン「La Buche（ラ・ブシェ）」でカナダ料理

 

ケベックシティでのランチは石造りに白い入り口が映えるシュガーシャックレストラン「La Buche」に行きました。店前で待ち構えているのは、この日アテンドをしてくれたイケメン二人。

ここ「La Buche」は伝統的なカナダ料理・ケベック料理を食べられるレストランです。

 

シュガーシャック レストランとは？

シュガーシャックとはメイプルシロップを作る砂糖小屋のこと。メイプルシロップはカナダの中でもここケベック州で作られているものが多く、ケベック州にはシュガーシャックを模したレストランが多くあるそうです。

 

シュガーシャックで働く人たちは寒い中の作業で体力を消耗するため、料理はハイパワーとなる高カロリーのものが多く、ここ「La Buche」の料理もメープルシロップたっぷり、たんぱく質たっぷりの料理が提供されています。

 

「La Buche」の店内もシュガーシャックのアイテムが溢れています。電球の傘として吊るされているのは、楓の木から樹液を貯めるときに使うバケツ。天井には雪の中を移動するソリのようなものも張り付けられていたり、壁にはスケート靴のようなものが貼りつけられていたり雰囲気抜群！

 

 

 

「La Buche」で食べたカナダ料理・ケベック料理の数々

 

French Toplasst Maple Caramelized

最初に出てきたのがこちら。たっぷりとメープルキャラメルを含んだフレンチトースト。前菜用にベーコンとフォアグラがトッピングされています。その甘さと塩気のバランスが絶妙。これは確かにパワーがつく一品です。

今までに食べたことがない味でスタートしたランチ、期待に胸が膨らみます。

 

Pork Rinds（ポークラインズ）

Pork Scratching（ポークスクラッチング）と呼ばれる地域もあるそう。ラードを採ったあとの豚の皮を塩漬けにして揚げたものです。パリパリっとした食感と微かに感じる豚の旨みが美味しい。食べだしたらとまらないポテトチップスのようなものですね。

 

 

鹿肉のタルタル

最初の２品が提供されたあと、１プレートで前菜の盛り合わせが出てきました。前菜と言ってもかなりパンチのある前菜です。

こちらは生の鹿肉のタルタル。日本にいると生の鹿肉というのは食べることができる店は少ないのではないでしょうか。鉄分を強く感じるお肉でかなり栄養価が高そう。その鉄分をまろやかにしている味付けもお見事でした。

 

Meat Pie Nuggets　(ミートパイナゲット）

ミートパイもカナダの伝統的な家庭料理。こちらのミートパイナゲットはもはやメンチカツのように肉がたっぷりと詰まった揚げ物でした。

添えられていたのはホームメイドのフルーツケチャップ。トマトや桃を使っているそう。

 

 

Rabbit Wings とPork Sausage

ラビットウィング、ウサギの脚ですね。これも前菜メニューに並んでいることに驚き。味付けはバーベキューソースでこってりしていますが、中の肉は意外とたんぱくでさっぱりしていました。

写真を撮り忘れていたのが、奥にかすかに見えるポークソーセージ。サラミですね。香辛料がしっかり効いていてご飯がすすみそうなソーセージでした。

 

Salmon Tartar（サーモンのタルタル）

新鮮なサーモンをマヨネーズ味でタルタルにしたものです。こちらが一番馴染みのある味だったかもしれません。

 

Smoked Salmon（スモークサーモン）

馴染みのある味のはずなのに、その美味しさに驚いたのがスモークサーモン。今回のケベック旅行ではどこで食べたスモークサーモンも本場の実力を思い知らされました。

しかもLa Bucheのスモークサーモンはネギとブルーベリーがトッピングされているという、日本ではあまりお目にかからない組み合わせです。これが美味！

 

 

Homemade Poutine （プーティーン）

カナダ料理として私が２番目に覚えたのがプーティーン。フライドポテトにグレイビーソースとちぎったチーズカードが乗せられているものです。また別記事で詳しく書きますが、プーティーンは1950年代にケベック州で誕生したという説もあるので、ケベック料理と言ってもいいでしょう。

 

LaBucheのプーティーン、今回はアレンジしてグリルした骨付き肉をドカーンと乗せてくれました。

 

 

チーズカードやフライドポテトにかかったグレイビーソースの旨みが濃く、まるで肉を食べているかのような満足感でした。

 

メープルタフィーを体験できるケベックシティのレストラン「La Buche」

メープルタフィーとは、雪の上にメープルシロップを細長く垂らし、それを棒でクルクルっと巻いていただく、キャンディーのようなもの。ここ「La Buche」では氷のシンクのようなものがあり、その上で疑似体験することができました。

 

クルクルっと巻ける楽しいメープルタフィーの様子はこちらの動画で。

 

「まるで琥珀の宝石のような美しさ」と思って眺めていましたが、メープルシロップも樹液なので琥珀そのものでした…。

 

キンキンに冷えた氷の上で巻かれたメープルシロップのキャンディーは甘さも控えめで美味しい！ケベックシティを観光されるかたは是非La Bucheでメープルタフィーを体験してみてください。おすすめです！

 

ケベックシティでおすすめのレストラン「La Buche」のメニュー

ラブシェのこちらのメニュー、カナダではみんなが使っているノートのデザインを模しているのだそう。日本でいえばコクヨのノート的なものですね。中のイラストも可愛いのでラブシェに行かれたかたは是非じっくりご覧になってください。

 

La Buche（ラブシェ）のメニュー、クリックで拡大します

 

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最後におまけとして、階段を降りた地下にあるLa Bucheのトイレは手洗い場が浴槽であることもご報告いたします。

 

ケベックシティのレストラン「La Buche」お店DATA

住所：49 Rue Saint Louis, Québec, QC, カナダ（地図）
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＊本記事はカナダケベック州観光局のプレスツアーでの記事になります。

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