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モントリオール観光におすすめのモンロワイヤル公園〜サンテレーヌ島へ
この日は半日かけてバスでぐるっとモントリオールの主要観光地域を見てまわりました。
どこも短時間の滞在なので、内容としては濃いものではありませんが、「あそこに行けばこんなものがあるよ」というモントリオール観光の参考になれば幸いです。
モンロワイヤル公園
モントリオールのダウンタウンから歩いても行けるモンロワイヤル広場。高台になって標高232メートル。難易度や距離によっていくつかのジョギングやウォーキングコースがあるようです。
秋はモンロワイヤル公園から見る紅葉も素晴らしいそうなのですが、今回はまだ晩夏でしたので紅葉には早すぎました。
モンロワイヤル公園から見える モントリオール オリンピック スタジアム
1976年モントリオール オリンピック。そのときに使われたオリンピックスタジアムもモンロワイヤル公園から見ることができました。
ググっと望遠で寄ってみるとこんな感じ。40年前とは思えない斬新なデザインのオリンピックスタジアムですね。
Mount Royal Park モンロワイヤル公園行き方・バス
バスでの行き方:地下鉄オレンジラインの「モンロワイヤル駅 Mont-Royal」から市バス#11に乗車し3つめのバス停で降りると展望台に近いそうです。日中はだいたい20分に1本の間隔でバスがきます。
住所:1260 Remembrance Road, Montréal, QC H3H 1A2, Canada(地図)
≫≫ 公式サイト
The Royal Canadian Hussars (Montreal)
モンロワイヤル公園からプレスツアーのバスで降りてきたところで、何やら記念館ぽいものの横を通り慌ててスマホで撮影しました。砲台かと思いきや逆を向いているので何なのか不明。
こういうときのために旅行中はカメラの位置情報をONにしているのですが、どうやらここはカナダの防衛施設で一部見学もできるようです。Facebookページもありました。
4185 Chemin de la Côte-des-Neiges, Montréal, QC H3H 1X2 カナダ
(地図)
サンテレーヌ島 Saint Helen’s Island
モントリオール市街から橋を渡ってサンテレーヌ島へ。ここは島全体が1967年の万博会場だったエリアです。
サンテレーヌ島への行き方
今回私たちはプレスツアーのバスで行きましたが、モントリオール市街からは地下鉄イエローラインのJean-Drapeau駅下車。もしくは旧市街の旧港にあるジャック・カルティエ埠頭 Quai Jacques-Cartierから出ているフェリーで渡ることもできるそうです。
当日の私の軌跡を見てみましたら、宿泊していたホテルプラスダルムとサンテレーヌ島は実は近い位置。車でまわっていたので気づきませんでした。
サンテレーヌ島から見るモントリオール市街地
ということで、サンテレーヌ島から見るモントリオール市街はやはり近いですね。鳩も眺めています。
飛んだので撮っておきました。
この観覧車は確かに考古学博物館のあたりからすぐ近くに見えていました。
モントリオール万博のパビリオンを利用「バイオスフィア」
サンテレーヌ島でひときわ目立つこの存在。1967年に開催されたモントリオール万博においてアメリカのパビリオンだったところ。
現在はこのバイオスフィア( La Biosphére)では、セントローレンス川や五大湖など、カナダの水のエコシステムを紹介しているそうです。
バイオスフィアの中では体験学習などもできるそうです。
球体の中にはカナダの国旗が掲げられています。
バイオスフィアの見学に来てみたらなんやら賑やかで、楽しそうにしている人たちが一方向に向かっていました。この日はちょうどポケモンGOの世界大会をここで開催する日だったそう。
コスプレをする人、赤青黄のTシャツを着る人、思い思いのコスチュームで手にスマホを握りしめ進んでいました。
バイオスフィアの住所
160 Tour-de-l’Île | Parc Jean-Drapeau, Montreal, Quebec H3C 4G8, Canada(地図)
1967年 学生の論文から作られたアビタ67団地
サンテレーヌ島にはまだ見所があります。このレゴブロックのような集合住宅。1967年に開催された万博は住宅計画が一つのテーマだったそう。そのときにイスラエル人でモントリオール育ちの建築家モシェ・サフディ氏が設計したのがこちらのアビタ67団地。大学で修士論文に書いたものがこの地で実現したそうです。
ブロック数個で1世帯となっていて現在は146戸あるそう。1世帯数ブロック所有しているということは、東西南北あらゆるところに窓があり、実は明るく住みやすい家なのではないかと想像しています。
アビタ67団地 DATA
住所:2600 Av Pierre-Dupuy, Montréal, QC H3C 3R6 カナダ(地図)
気になって仕方ない古びた工場跡と木製ジェットコースター
取材メンバーが皆、アビタ67団地を撮影しているとき、川を挟んだ反対側が気になって仕方なかったのが私です。バルバスバウ(球状船首)型の船に錆びついた倉庫
近くに寄ってみるとかなり年季が入った建物です。このあたり一帯が以前は製粉所だったそう。今は使われていない部分が多く、映画のロケなどで使うくらいというお話でした。
Farine Five Roses
その並びにあるのが、カッコいいこのFarine Five Rosesのサイン。バスで走りながら思わず撮影してしまいました。
この小麦粉工場は1946年にオープンしこの看板自体は1948年に完成したそう。いくつかの買収などがあり、1954年にはFarine Five Roses Flourという看板となっていたところ、ケベック州のフランスの法案101に準拠するために、1977年から「小麦粉」という言葉を削除することを余儀なくされたそうです。それまでは3行だった看板が2行になり、その後、今も看板はそのまま残されています。
この一帯はとてもカッコいいエリアでした。次にモントリオールに行く機会があったら、必ずやゆっくり訪問したい場所です。移動する車の中から撮った写真ばかりですみません。でもどうしても残しておきたかった…
Farine Five roses
住所:カナダ 〒H3C 1Y4 ケベック モントリオール(地図)
木製のジェットコースター
ついに写真もないレポートです。この日、モントリオール市街からサンテレーヌ島に渡るとき「あれが古い木製のジェットコースターです。今は使われていません」と走る車の中で説明をうけ、慌てて見たらとんでもなくカッコいい建造物があったのです。
移動中の車の中ではいつでも写真を撮れるように構えていたのですが、このときは視界に入ってきたのも2~3秒だったので写真は間に合いませんでした。古い木製のジェットコースター、ネットで探したのですが、今一つ情報がつかめず、おそらくこれかなぁと不確かですがこんなイメージの木製ジェットコースターでした。
木製のジェットコースターも次にモントリオールに行く機会があったら絶対に行きたい場所です。
*本記事はカナダケベック州観光局のプレスツアーでの記事になります。