ローレンシャン・モントランブラン観光におすすめ「スカンジナビアスパ」

モントランブランから車で10分のところにある最高に贅沢な場所スカンジナビアスパ。

森の静寂の中にあるスカンジナビアスパでは今までに経験したことがないリラクゼーションを味わうことができるでしょう。そのためにも最低でも半日はゆっくり過ごす時間を確保してほしい、おすすめのスカンジナビアスパです。

今回は取材ということで特別にオープン時間前に入り写真を撮ることができきました。

まずはスカンジナビアスパを１分にまとめた動画です。

静寂が一つの素材であるスカンジナビアスパ

川のせせらぎ、鳥のさえずり、木々の葉がこすれる音、それらに囲まれているスカンジナビアスパ。施設にはホットバスやコールドバス、リラクゼーションエリアなどさまざまなもので成り立っていますが、その中の一つの素材であり最大の価値あるものが静寂。

静寂の中で味わうスパだからこそ、最高のリラクゼーションをもたらしてくれるという考えです。

そのため、おしゃべりは禁物、デジタル機器や携帯電話の持ち込みもできません。

自然の中で四季を通して利用できるスカンジナビアスパモントランブラン

極寒の地、雪が多いカナダのケベック州なので、施設によっては秋から春までは休業しているところもあるのですが、ここスカンジナビアスパはオールシーズン利用が可能。四季それぞれの自然の中でスパを楽しむことができます。

スパの利用料金は日曜～金曜60ドル・土曜65ドル（約5,000円と5,300円）。

持参した水着を着て入る屋外スパですが、移動するときはバスローブを着用。詳細は文末に記載しますが、バスローブのレンタルもあります。

スカンジナビアスパで体験できるフィンランドの伝統的なハイドロセラピー

スカンジナビアスパは、古くからのフィンランドの伝統的な習慣であるハイドロセラピーにのっとったスパ施設。フィンランドでは心と体の両方の緊張を緩和する方法としてハイドロセラピー（水治療法）がおこなわれてきたそうです。

ホット→コールド→リラクゼーションのサイクルは、体にエネルギーと休息を与え、血液循環やリンパの流れがよくなるそう。またそれによって健康ホルモンとも言われているエンドルフィンの活性化を促す効果が期待できるそうです。

ホット 10～15分

まずはじめに体温を上げます。体温を上げるることにより、皮膚表面の血管が拡張し、血圧が低下し、皮膚と筋肉への血流の増加が期待できるそう。

スカンジナビアスパにはホットエリアとして、ユーカリのスチームバス、フィンランドのドライサウナ、ホットバス、お湯の滝などがありました。

コールド 5秒～20秒

次に冷たい水のプールに入ったり冷水シャワーを浴びることにより、毛穴が閉じて先に温まっていた体の熱を閉じ込めます。

ホット→コールドとおこなうことによって、血圧が変化し緊張を解き放つ効果が期待できるそうです。

横を流れるディアブル川にも入れるように階段が用意されていました。

リラクゼーション 10～15分

最後にリラクゼーションです。ホット→コールドの次にリラクゼーションをおこなうことで、血流と心拍数が安定して自己調整機能を高める効果が期待できるそう。

スカンジナビアスパにはリラクゼーションエリアとして、サンルームや無重力チェアー、ファイヤーピットとして暖炉の前に椅子などが用意されています。

スカンジナビアスパに来たらマッサージも体験したい！

別料金となりますが、スカンジナビアスパには資格を持った人が施術してくれるマッサージもあります。メニューとしては、スエーデンマッサージ、ディープマッサージ、妊婦のかたようのマッサージがありこれらは曜日とシーズンによって料金が変わってきますが165ドル（約13,000円）～195ドル（約16,000円）。マッサージの料金には、前述のスパ利用料金（60ドル～65ドル）も含まれています。

また２人で受けることができるデュオマッサージもあるそうなので、カップルで来てもいいですね。

尚、マッサージは事前予約が必要になります。

お腹がすいたら無料のリンゴやビストロで軽食

スカンジナビアスパには飲食の持ち込みができません。スパエリアには随所に水飲み場もありますし、受付のロッジには無料でいただけるリンゴも置いてあります。

またフロント横にビストロもあり、ここではサンドイッチやキッシュ、サラダ、スープ、デザートなどの軽食をとることが可能です。

スカンジナビアスパ利用で用意したほうがいいもの

スカンジナビアスパの利用料金に含まれるのは、タオル１枚と鍵つきのロッカー。そのため、水着、ビーチサンダル、あればバスローブを持参すると完璧ですね。

バスローブはレンタルもあり10ドル＋税金。水着とサンダルはフロントで販売しています。

シャワー室、更衣室にはシャンプー類やコットン、綿棒、ドライヤー完備でした。

スカンジナビアスパを取材した感想

今回はオープン時間前の約30分取材時間をとっていただき、はじめは「えー見るだけ？」と思っていましたが取材後の感想は、「スカンジナビアスパはやはり半日以上かけてゆっくり楽しむべきところだ」ということです。

ホット→コールド→リラクゼーション、この３つを繰り返すことによってできるハイドロセラピーですが、それぞれが１か所しかなければ飽きてしまうところ、スカンジナビアスパには23,000平方フィートという広さの中にいくつものホット、コールド、リラクゼーションがあるので、自然を楽しみながら体を癒すことができるのですね。

動画のロングバージョン（約４分）も置いておきます。