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倉敷観光おすすめの「大原美術館」
倉敷観光おすすめの情報で一番に出てくるのが「大原美術館」。倉敷紡績の2代目社長 大原孫三郎氏が友人でもある洋画家・児島虎次郎氏に金銭的支援をして留学をさせ、その留学先で集めた名画が展示されています。
1930年に開館し日本で初めての西洋美術を展示する美術館だそうです。
倉敷の景色としてはお馴染みの白いなまこ壁
それに続く和風建築の壁の奥に突如、西洋の宮殿風の建物が表れます。
倉敷川沿いの美しい場所にそびえたつ大原美術館です。
大原美術館 入場券は後日でも使える・大原美術館 割引情報
大原美術館は「本館」「工芸・東洋館」「分館」の3つに分かれていますが、入館料はまとめて大人1,300円です。支払いには各種クレジットカードや交通系電子マネーも使えます。
JAFの会員は100円割引、JTBのサイトから100円割引の前売り券が購入できたり、JTBと提携している各コンビニのチケット端末で同じく100円割引の入場券を購入することができます。
3つの建物の共通入場券となっていて、入館したものはスタンプが押され、スタンプがないものに関しては後日でも利用可能とのこと。有効期限は無期限だそうです。
大原美術館 おすすめの展示
大原美術館の門をくぐるとすぐに表れるのがロダンの銅像です。
2体が本館の建物前に立っています。
日本で最初の西洋美術館
大原美術館の本館は日本で最初の西洋美術を集めた美術館というだけあり、建物も西洋の宮殿のよう、この中に数々の著名な美術家の作品があるわけです。
私は決して西洋美術は詳しくはありませんが、それでも聞いたことがある作者のものが数多く展示されていました。
モネ「睡蓮」
モネの睡蓮は実は300枚近く存在しているそうなのですが、大原美術館に展示されているモネの睡蓮は児島虎次郎氏がモネから直接渡されたもので、モネが一番気に入っていた「睡蓮」だとも言われているそうです。
エルグレコ「受胎」
「日本にあるのが不思議」とまで言われるほどに貴重な作品らしいですね。大原孫三郎氏から資金を預かり好き勝手に買い付けをしていた児島虎次郎氏ですが、この作品を買うときだけは金額の高さから大原孫三郎氏に「買っていいか」と相談をしたという逸話も紹介されていました。(左下のものがエルグレコの受胎」
大原美術館の中でも明らかに他とは違う展示のされかたをしているので見逃すことはないと思います。
本館1階
ゴーギャン「かぐわしき大地」・ルノワール「泉による女」・ボナール「欄干の猫」など。
本館2階
セザンヌ「風景」・ピカソ「鳥籠」・シャガール「恋人」・ピカソ「頭蓋骨のある静物」・ミロ「夜のなかの女たち」など。
普段あまり西洋美術に慣れ親しんでいない私でも惹きつけられる作品ばかりでした。
本館2階の飾り窓
本館2階の飾り窓からの景色も必見です。残念ながら写真を撮ることはできないので、お土産に買ったこのクリアファイルで想像してください。
無料で入れる大原美術館の「新渓園」
大原美術館の敷地内にある「新渓園」は無料で入ることができます。入館券を提示するのはそれぞれの建物の入り口になるので、入館券を全く持っていない人でも利用可能です。
一般に開放されているので、倉敷市民の憩いの場ともなっているそう。
「新渓園」は明治26年に倉敷紡績の初代社長である大原孝四郎氏の還暦祝いの別荘として建設されたもので、当時の和風建築としても高く評価されたものだそうです。
入ってすぐ目につくのが、56畳の大広間「敬倹堂(けいけんどう)」です。
そしてこの大広間の前に広がるのが回遊式庭園。近代日本庭園では著名な七代目・小川治兵衞氏によるものだそうです。
縁側に座って日本庭園を眺めるという贅沢な時間を過ごすことができます。ここが倉敷イチの観光地であることも忘れてしまう静けさです。
倉敷観光中に休憩スポットとしてもおすすめですね。
大原美術館 ミュージアムショップ
大原美術館にはいくつかのミュージアムショップ(土産物店)があります。
こちらは本館の出口にあるミュージアムショップで買った絵葉書 1枚100円。展示されている絵画の多くが絵葉書で販売されていました。
本館の飾り窓を模したクリアファイル(540円)。一般的なクリアファイルではなく、両開きになっています
こちらは大原美術館の正門横、道沿いにあるミュージアムショップ。大原美術館に入館しなくても利用することができます。
気になって仕方なかったのが、モネの「睡蓮」が描かれた傘。長傘も折り畳み傘も素敵でした。長傘は4,320円、折りたたみ傘は金額未確認です。
そのほか、やはり流行りのマスキングテープがかなりの種類販売されていました。
今回は本館と新渓園のみで残りの2館を観る時間はありませんでしたので、次回倉敷に来るときがありましたら、忘れずに入館券を持ってこようと思います。
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大原美術館 営業時間・場所など
住所:岡山県倉敷市中央1丁目1−15
電話:086-422-0005
営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:毎週月曜日・12月28~31日
休館日が祝日、振替休日と重なった場合は開館
夏季≪7月下旬~8月≫、10月は無休