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呉の音戸の瀬戸にかかる3つの音戸大橋
呉には平清盛が日招きをして一日で切り開かれたという伝説がある音戸の瀬戸があります。そこにかかっている3つの赤い橋が音戸大橋。青い海と空、緑の山々、そこにかかる真っ赤な音戸大橋は一見の価値ある呉観光です。
音戸大橋
まずは音戸大橋。こちらは1961年(昭和36年)に完成したものです。当時のお金で3憶6千万かかっているというのはそうとうなものではないでしょうか。
満潮時桁下23.5メートル。1000トン級の船舶を通すためにはこの高さが必要だそうです。
特徴は右下に見える螺旋の道路。高さが必要だった音戸大橋、その高さまでのぼる道として螺旋状を取ったそうです。
この写真▼だけは前回の呉観光のときに「音戸の瀬戸公園」から撮ったもの。螺旋の道路が分かりやすいです。
今回おもしろいことを教えてもらいました!この螺旋の道路、設計者のこだわりでハンドルを切ることなく、一定の角度にしたまま走行しても上れるのだそうです!
確かにハンドルには手を添えているだけ!
観ていても美しいし、通っても美しい。深紅の音戸大橋から呉の海、山、人々の暮らす場所が一望です。
第2音戸大橋は田中賞受賞
こちらは比較的最近造られた第二音戸大橋。通称日招き大橋。2013年(平成25年)に完成です。第二音戸大橋ができたことで交通渋滞が一気に改称されたと、以前にタクシーの運転手さんが言ってました。
第二音戸大橋はアーチ型の橋としては国内第4位の大きさ。
この第二音戸大橋は工期を短縮して船舶への影響を少なくするために、国内では前例のない空中ジョイント方式で建造されたそう。
第二音戸大橋がクレーンに吊るされているところ、これは観てみたかったですねー。この作業の日は1万5千人を超える見物客がいたそうです!!
土木学会 田中賞を受賞した第二音戸大橋
で、この田中賞というのが何かと思ったら、この第二音戸大橋の設計と施工に工夫があるとしてとった土木学会の賞だそうです。
この砲弾みたいのは、第二音戸大橋の建造時、実際に使用した「砲弾型大型ピン」とのこと。こうやって観ていくといろいろと面白いですね。この展示物は第三音戸大橋のふもとにあります。
第三音戸大橋 正式名称:坪井広場横断歩道橋
そう、第三音戸大橋は歩道橋なのです。音戸大橋・第二音戸大橋と比べると小さいです。
呉に観光にきて音戸大橋を観にきた人から「第三音戸大橋がないんですけど・・・」と市役所に問い合わせの電話がかかってきたこともあるそう。確かに巨大な他の2つの音戸大橋と比べると小さいです。
でも歩いて渡れる音戸大橋。しかもここからの景色は絶景です。音戸大橋も第二音戸大橋も一望。ステキな景色を望むことができます。おすすめの呉観光スポットです。
音戸大橋の料金
音戸大橋開通時は有料でしたが、現在の音戸大橋の料金は無料となっています。