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部屋から呉港が見える貴重なホテル「ビューポートくれ」呉海員会館
何本も交差して立つクレーン、建造中の巨大なコンテナ船、さらには海上自衛隊の勇ましい艦船など、私が呉に一目惚れしたのは呉港のその力強い景色でした。
何度か呉に宿泊する度に、「部屋から港が見えるかな」と高層階まであるホテルを探したりして宿泊していたのですが叶わず…
最後の砦、ビューポートくれホテルに電話を。「ビューポート」って名前についているくらいだから見えるだろうと思われるかもしれませんが、以前は「呉海員会館」の名前のほうが目立っていたのでビューポートという名前に気づいていませんでした。
2019年6月に一部リニューアルしたホテル・ビューポートくれ
「呉港が見える部屋はあるか？」と電話をしてみたところ「あるよ」と。今年の6月に8階フロア―はリニューアルして綺麗だけど、9階なら確実に見えるとのこことで9階の部屋を予約してもらいました。
風呂は部屋になく大浴場で、古い和室とのことでしたが、そんなの関係ございません。私は部屋から港を見つめ続けたかっただけなのです。
中央の背の高い建物がビューポートくれ（呉海員会館）。呉港に向かっていて前を遮るものはありません。
呉港からは徒歩5分程度です。
１階は「海軍さんの麦酒館」。呉ビールや海自カレー、しゃぶしゃぶ、すき焼きの食べ放題などがあるお店です。この日はあいにく貸し切り。そして調べたら次回の呉旅行の日は定休日…
ビューポートくれのロビーです。映画アルキメデスの大戦のポスターや、この世界の片隅に、のんさんなど呉に関係するリーフレットが置かれています。
そしてこちらは！！！「この世界の片隅に」作者のこうの史代さんのサイン。宿泊者に向けてのメッセージというのは嬉しいですね。「この世界の片隅に」の聖地巡礼コースにしなくては！
ここビューポートくれは呉港も見えますが、反対の山側の部屋は「この世界の片隅に」でお馴染みの灰ヶ峰が一望できるのです。
アルコールを含む自動販売機と電子レンジは7階にあります。
ビューポートくれに泊まって呉港を眺めた感想
9階の912号室の鍵をもらい、「本当に呉港が部屋から見えるのか」ドキドキしながら入室した動画がこちらです。
今、このように写真で見ると狭く見えますが、６畳＋洗面エリアがあるので部屋にいて狭さは全く感じませんでした。
ビューポートくれの室内設備とアメニティ
部屋にはカープくんがついた湯沸かしポットと、お茶１袋。冷蔵庫はテレビの下に。大きな姿見がありその前にドライヤー、浴衣があります。
ボディスポンジやかみそりなどは１階のロビーに置いてあるので、必要なひとはそちらから。
洗面所に歯ブラシはあります。この部屋はお風呂は６階の大浴場へ。
近くにある「大和温泉物語」もおすすめですよ。（過去記事⇒大和温泉物語）
ビューポートくれ（呉海員会館）９階の部屋からの呉港の景色
念願の呉港が部屋から見えるホテルです。和室の高窓なので立ってみていましたが、ここでどれだけの時間、呉港を眺めていたことか。
望遠でクレーン群をアップ。この景色がたまりません。
正面が呉港。左手には海上自衛隊呉地方総監部第一庁舎（旧呉鎮守府庁舎）や戦艦大和を作ったドックが見えます。
スマホで撮った夜景なので少し残念なことになっていますが、生で観る呉港の夜景も最高でした。
ビューポートくれの朝食
朝食は600円でつけることができます。11階で灰ヶ峰がよく見えるというので行ってみました。豪華な朝食とはいきませんが、灰ヶ峰を見ながら温かいご飯とお味噌汁を口に運ぶのは感慨深いものがあります。
ビューポートくれの駐車場
この日は広島空港からレンタカーで来ていたのでビューポートくれの駐車場に停めていました。料金設定が今一つ分からなかったのですが、15時49分から21時2分の5時間13分いれておいたときは1,100円。一度外に出て夜22時5分から翌朝の8時10分まで停めておいたときは100円でした。
新しさはありませんが、決して古いというほどではないビューポートくれ。念願の呉港を眺められる部屋というだけで私には大満足のホテルでした。新しいお部屋がいい人は今年リニューアルされた8階のお部屋がおすすめです。
一般財団法人 呉海員会館（ビュー・ポートくれ）
住所：広島県呉市中通1-1-2 JR呉線呉駅から徒歩5分 駐車場（有料）
電話：0823-20-0660
チェックイン15:00 チェックアウト10:00
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