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最長4キロまで来た津波 南相馬市の沿岸部の今
東日本大震災で津波被害が大きかった南相馬市の沿岸部に、今回お仕事でお声かけいただいた方に連れて行っていただきました。南相馬市では最長で海岸線から4キロも入った場所まで津波が来たそうです。
そのため、今は住宅は建っていない場所が多く、いくつかの施設が目につきました。
福島ロボットテストフィールド
平成26年(2014年)、福島県の浜通りなどを中心に、新たな産業の創出を目指すために取りまとめられた「福島イノベーション・コースト構想」というものがあり、「福島ロボットテストフィールド」もその一つ。
公式サイトによると
「福島ロボットテストフィールド」は、物流、インフラ点検、大規模災害などに活用が期待される無人航空機、災害対応ロボット、自動運転ロボット、水中探査ロボットといった陸・海・空のフィールドロボットを主対象に、実際の使用環境を拠点内で再現しながら研究開発、実証試験、性能評価、操縦訓練を行うことができる、世界に類を見ない一大研究開発拠点です
様々な環境でテストするために作られているトンネルや、ビル(画像左)
テスト用に作られた橋もありました。
その中の一つ。「草刈りロボット稼働中」
車の中から写真を撮っていたので、少々ゆるい画像ですが・・・
誰もいない場所を草刈りロボットががんばっているところをキャッチできました。
福島県南相馬市で津波被害の大きかった海岸沿いに連れて行っていただきました。そこには福島ロボットテストフィールドがあり、健気に草刈りをするロボットを発見。#南相馬市PR #南相馬米 pic.twitter.com/bOJDXEIYfl
— 矢野きくの ( 家事アドバイザー・主婦) (@yanojapan) November 16, 2022
(参考)
南相馬市 津波被害跡地での太陽光発電と風力発電
住宅がなくなった南相馬市の沿岸部で目についたのは、太陽光発電のためのソーラーパネル。
そして風力発電のための風車でした。
この風車、写真で見たり、現場でも少し離れた位置から見ると、さほど大きくないように見えますが、近くに行くととにかく大きい。
巨大な生き物のように動いています。下から羽の上まで約100メートルはあるそう。
現地からリアルタイムでTwitterに投稿していたところ、こんな情報をいただきました。
EnerconのE92じゃ
円の中心までが85mでブレード直径が92mじゃ
いまは付近に建物が少なく大きさが伝わりにくいが、数年たてば変わるかもしれんなhttps://t.co/FzW1c6FKDf https://t.co/BEpE4cofgj— 妙に風車の工事に興味を示すのじゃロリ (@fuushananoja) October 16, 2022
南相馬市の奇跡の一本松「かしまの一本松」のその後
高さ15メートルにもなる大津波が来た、南相馬市の海岸。そこに奇跡的に1本の松の木が残りました。岩手県の陸前高田にも奇跡の一本松があるため、南相馬市の一本松は「かしまの一本松」と呼ばれています。
有志の方々によって保全されてきた「かしまの一本松」ですが、残念ながら海水に浸かってしまった影響などから枯れてしまい2017年に伐採されました。
しかし、「かしまの一本松」の松の実から採取した二世苗木が順調に育ち、この場所に植栽されているそうです。
(参考)
・福島・南相馬市の“復興の象徴” 「一本松」復活へ|テレビ朝日 ニュース
(*)今回の南相馬への旅は #南相馬市PR #南相馬米 のお仕事で呼んでいただいたものとなります。